ファウスト・アドベンチャラーズ・ギルド ようこそ。地球を遊ぶ、冒険家ギルドへ

04 LIFESTYLE

5年目を迎えた
冒険家、挑戦者、ファウスト会員が集う宴
ファウストA.G.2013チャリティ・イブニング

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ファウストA.G.の1年間の活動を締めくくるチャリティ・イブニングが2013年12月12日、東京・明治神宮前のアウディフォーラムで開催された。このパーティはファウスト会員が親交を深めるとともに、ファウストA.G.アワードの受賞者を称えることを目的に開かれているものだ。
ファウスト会員のほか、同じ日に行われたファウストA.G.アワードの各賞受賞者、さらには歴代のアワード受賞者も出席。「挑戦・冒険・貢献」の精神を有する者たちが一堂に会した2013年のパーティは、出席者が自由に場所を移して歓談できるようにと、5回目にして初めて立食形式で開催された。

パーティは、まずファウストのエンターテインメントチーム「ZOKKON BOYS」のオープニングアクトで華やかにスタート。3曲のバンド演奏が会場の雰囲気を盛り上げたところで司会者が登場し、パーティの開会となった。
司会者からファウストA.G.アワードが今年で5年目を迎え、会員のみなさんがさらなる活躍を見せている旨の報告がなされたのに続き、株式会社サイバード代表取締役社長兼グループCEOの堀主知ロバートが挨拶。いきなり「みなさん、冒険していますか、挑戦していますか」と切り出すと、「世界の冒険者たちはもちろん、歴代のつわもの、先輩たちにも来てもらっている。みなさんにエネルギーを吸収してもらって、来年も冒険と挑戦に満ちた1年が過ごせるようにしてもらいたい」と熱っぽく語った。

RED-35によるフィンガーフード

続いては、パーティのお楽しみでもある料理の紹介となった。
今回のチャリティ・イブニングで提供された4種類の料理は、立食形式へと変更になったのに合わせすべて一口サイズのフィンガーフードとなり、手軽に味わえるように。それらの料理を担当したのが、「RED U-35」でグランプリに輝いた杉本敬三氏である。
「RED U-35」とは、ファウスト会員でもある小山薫堂氏が総合プロデュースし、新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション。単に味を競うだけでなく、未来を担う新しい料理人を見出し、後押ししていくという新たな視点で開催されているものだ。
小山氏と同じくファウスト会員であり、RED U-35の審査委員長である辻芳樹氏からはビデオメッセージも会場に届けられた。
この日、杉本氏によって提供された料理は以下の4種。
・北海道産生ウニと京都の聖護院蕪のアンサンブル プレスの鶏コンソメとともに
・フランス・ブルターニュ産オマールエビとカリフラワーのクリームのカクテル オシェトル・キャヴィアを添えて
・フランス・ランド産フォアグラのエスプーマ パンデビスのクルトンとリンゴのキャラメリゼ
・スコットランド産の“ラベル・ルージュ”サーモンの燻製 菊菜のソースとゆずのドレッシング

グランプリ受賞者の作る、どれをとっても絶品の料理に多くの出席者が舌鼓を打ち、一時はカウンターの前に人だかりができるほど好評を博した。

料理の紹介が終わると、いよいよファウストA.G.アワード2013で各賞を受賞した勇者たちの紹介である。
MIURAエベレスト2013の三浦雄一郎、豪太両氏(ファウスト大賞、冒険家賞)、篠宮龍三氏(挑戦者賞)、ブライトリング・ジェットチームのジャック・ボツラン氏(社会貢献活動賞)が司会者の紹介とともに登壇。関野吉晴氏(特別賞)と、森理世氏(ジャストギビング特別賞)はスケジュールの都合で欠席となったが、それでも豪華な顔ぶれが壇上に並んだ。
各氏はそれぞれ感謝の言葉を述べ、自分たちが活動を続けることへの思いをスピーチ。壇上の栄えある受賞者に出席者から大きな拍手が送られたところで、大賞受賞の三浦雄一郎氏の発声により乾杯が行われた。

その後、しばし歓談の時間となったが、その間に用意されたプログラムがラッフルだ。出席者がワイワイと歓談する会場をスタッフが回り、ラッフル用のチケットが販売された。
ラッフルとは、簡単に言うとチャリティ抽選会のこと。チケット購入者には協賛各社に提供していただいた商品が抽選で当たり、かつチケットの購入代金はチャリティとして寄付されるというもの。つまり、チケットを多数購入することが商品の当たる確率を高めることになり、そのうえ、多くの寄付をすることにもつながるというわけだ。
その後に行われる抽選会を前に、まずは出席者の方々に多くのチケットを購入していただいた。また、歓談中にはあちらこちらで出席者がアワード受賞者と記念写真に収まる様子も見られた。

三浦雄一郎氏、豪太氏、片山右京氏によるエベレストトークショー



ひとしきり歓談を楽しんだ後、チャリティ・イブニング初の試みとして行われたのは「エベレストトークショー」。大賞受賞の三浦雄一郎、豪太両氏と、アワードの特別審査員である片山右京氏が登壇し、エベレスト登山にまつわる裏話などを、軽妙な掛け合いとともに披露した。それぞれが登山のスペシャリストとあって、なかなか聞けない話が数多く飛び出し、ステージ前に集まった出席者は興味津々に聞き入っていた。
特に2013年はエドモント・ヒラリー卿がエベレスト初登頂を果たしてから60周年という記念すべき年。多くの著名な登山家がエベレストに集合したのは記憶に新しい。その記念の年に、BALLY社は当時ヒラリー卿に同行したシェルパが履いていたというレインディア・ヒマラヤブーツへのオマージュとなるブーツ“Himalaya”を製作。3氏はトナカイの毛皮で作られたというブーツの実物を手に取り、「すごくオシャレ!」、「天然素材の靴は貴重ですよね」など、驚きの言葉を口にしていた。

その後、再び歓談の時間が取られた後はラッフル抽選会に。2013年9月に引退を発表した大相撲の元・大関、把瑠都氏が抽選役を務め、小さな箱の穴に大きな手をどうにか差しこんで当選のチケットを引く様子には、会場から和やかな笑いが漏れた。
次々に紹介される豪華賞品に出席者からは歓声やため息が聞かれるなか、4枚のチケット購入で3枚が当選する強運の持ち主も表われた。そして、最後の賞品の当選者を決めるチケットを把瑠都氏が引くと、何と当たり番号を持っていたのは当の把瑠都氏本人。照れくさそうに大きな体を丸めて、賞品のバッグを受け取っていた。

このラッフル抽選会をもって、2013年のチャリティ・イブニングはすべてのプログラムが終了。サイバードの堀から中締めのあいさつが行われ、司会者から閉会が告げられた。
閉会となっても、会場のあちらこちらでいつまでも話が弾む光景は毎年のこと。出席者は名残惜しそうに帰路へと就いた。

1年の活動の締めくくりとして毎年恒例となっている、チャリティ・イブニング。今年は初めて立食形式で行われたが、そのおかげで誰とでも気軽に話せるカジュアルな雰囲気のパーティとなった。出席者ばかりでなく、ファウストA.G.アワードの受賞者も歓談の輪に加わり、ファウスト会員との交流も活発に行われていた。今後の活動への力となるように互いが刺激し合えたなら、非常に意義のある会となったのではないだろうか。
「冒険・挑戦・貢献」の志を持つ者たちの活躍を、2014年もまた期待したい。

Data

ファウストA.G.アワード2013 チャリティ・イブニング
日にち:2013年12月15日
会場:アウディフォーラム東京
主催:サイバードグループ
 

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