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04 LIFESTYLE

オーデマ ピゲのスケルトン フェア開催前夜
ファウストたちが体験した贅沢な時間とは?
オーデマ ピゲ博物館 館長による
高級時計(オート・オロロジュリ)特別セミナー

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会場となったオーデマ ピゲ ブティック銀座。

ファウストたちにはお馴染みのブランドである、オーデマ ピゲ。先日9月16~20日までの期間限定で行われた、オーデマ ピゲ ブティック銀座を舞台にした「スケルトン ミュージアム フェア」。そのオープン日の前夜となる15日夜、特別なプライベートイベントが開催されていた。
この日、ファウストたちはじめゲストらはガードマンの厳重なチェックにより店内へ。会場となるブティックの2階では特設の展示スペースがあり、ウェルカム・シャンパンが振る舞われていた。楽しくも贅沢な時間のはじまりだ。
まずはオーデマ ピゲ ジャパン代表の麦野社長と、来日したスイス本国のオーデマ ピゲ博物館の館長マーティン・ウェリー氏の簡単な挨拶。そのあとはスクリーン映像を交え、ウェリー館長による時計のレクチャー。
その主な内容は、オーデマ ピゲ本社を置くスイスのジュウ渓谷での時計産業の話、また時計作りの歴史からトゥールビヨン、ミニッツ・リピーター、永久カレンダーなどのコンプリケーション・ウォッチ(複雑時計=オート・オロロジュリ)と呼ばれる時計についての少し難解な解説。最後に今回のメインテーマでもある「スケルトン」、つまり構造が透けて見える時計についての詳しい話を聞くことができた。
ちなみにスケルトンとは、ムーブメントのベースとなる地板を削り、通常の一枚の板状の盤面に細かく穴を開けて、ちょうど骨組みのような形状を残しながら、そこに各種エングレーブ(彫刻)による美しい模様を施した時計のこと。とにかく気の遠くなるような精緻極まる作業が必要とされる。時計の表裏から、歯車や動力ゼンマイなどといった、美しい内部構造が鑑賞できる、まさに芸術品なのだ。ウェリー館長のレクチャーでは、そんな製造工程の拡大映像とともに、通常では見ることのできない素晴らしい「スケルトン時計の世界」を堪能することができた。
そして、お話の後は、今回ウェリー館長と共に日本にやってきた、門外不出といわれる博物館所蔵の貴重な約25品のスケルトンのタイムピースをじっくりと鑑賞。館長への質問など、この時でなければ聞けない様々な疑問を訊く機会にも恵まれた。

スイスのAP博物館から、門外不出の秘蔵品25点のスケルトンが集結。

オーデマ ピゲの今年のテーマは「高級時計の真髄とは?」だ。今回のイベントでは、その答えとして、人間が作る究極ともいうべきスケルトンの製造技術や芸術性が提示された。近年の高級時計とは一線を画す、斬新にして緻密なオーデマ ピゲの歴史を知るうえでも、とても貴重な場だったのではないだろうか。
ファウストたちの時計好きにも、ますます拍車がかかりそうな、そんな素敵な一夜だった。



来日したAP博物館館長のウェリー氏。生き字引とも呼ばれる氏のレクチャーと、貴重なスケルトンに直に触れられる希有な機会となった。

Data

オーデマ ピゲ「スケルトン ミュージアム フェア」
期間:9月16日(金)~9月20日(火)
会場:オーデマ ピゲ ブティック銀座 
Tel.03-6830-0788

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