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04 LIFESTYLE

震災復興支援に注力した1年
セーブ・ザ・チルドレンの意志に共鳴する晩餐会
Save the Children Annual Charity Dinner 2012

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東日本大震災からおよそ1年経った、まだ寒さの残る3月14日。24回目を数える「セーブ・ザ・チルドレン チャリティディナー」が東京・六本木のグランドハイアット東京にて開催された。

ボールルーム前のシャンパンレセプション。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、毎年秋にこのチャリティディナーを開催してきたが、2011年は3月11日の東日本大震災の発生を受け、その復興支援に最大限に注力するために延期を決定していた。今回はおよそ半年遅れての開催であり、出席者に向けても、延期しての開催趣旨に加えて、会費に震災復興支援活動への寄付金(2万円)が含まれていること、ドレスコードも例年ブラックタイのところを今年はダークスーツとすることなど、復興への思いを新たにする案内がなされていた。
当日の出席者には、その主旨を厳粛に受け止めたうえで、あえてタキシード、ロングドレスの装いで臨む姿も見受けられ、例年とはまた違う、厳かでありながら華やぎのある雰囲気が漂っていた。
出席者は今年もファウスト会員をふくめ、各業界で活躍するリーダーや企業オーナーなどが数多く見受けられる。紳士、淑女たちは「ドン ペリニヨン ヴィンテージ2003」によるシャンパンカクテルを経て、ディナー会場へと移っていった。
ボールルームのテーブルに約300名全員が着席した後、秋篠宮妃殿下がご来臨された。SCJは設立時から皇室とのゆかりがあり、近年は秋篠宮妃殿下が毎年このディナーにご臨席されている。
そしてチャリティディナーはスタートした。

上段/サーブされたシャンパンは「ドン ペリニヨン ヴィンテージ2003」。下段/左:司会をつとめたのはアナウンサーの政井マヤさん。右:SCJ事務局長の渋谷氏によるプレゼンテーション。

SCJの震災復興支援5か年計画

SCJは、国連に承認され世界的なネットワークを持つNGO(国際援助団体)だ。東日本大震災の翌日から緊急チームを立ち上げ、岩手、宮城、福島にて、「子どもの保護」「教育」「子どもにやさしい地域づくり」を柱に、長期的に見通した5か年計画を立て予算を組みながら、継続して震災復興支援を進めている。
今回のディナーは、その震災復興支援の活動報告を行う場でもあった。冒頭のSCJ理事長の上野昌也氏のあいさつ、後半の同事務局長の渋谷弘延氏によるプレゼンテーション、そしてこの1年の活動報告ムービーにより、SCJによる震災復興支援への強い意思は、静かに、そして確実に出席者へと伝えられていった。

From Faust A.G. Channel on [YouTube]

SCJ震災復興支援の活動報告ムービー。
★【YouTube:FaustA.G.チャンネル】でもご覧いただけます(スマートフォンの方 はこちらがオススメ)

すべての子どもに“権利”が実現される世界を目指して

ピアニスト吉川隆弘氏の美しい調べが会場に満ちる。

また、ディナー中盤では、現在ミラノを中心に活動する国際的ピアニストの吉川隆弘氏がゲストとして登場し、名曲の数々が披露された。ショパンの夜想曲第20番「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」遺作や、リストのリゴレット・パラフレーズ……。吉川氏が奏でるピアノの美しい旋律に聴衆の心はほぐされ、会場には穏やかな空気が満ちていく。
吉川氏を讃えるスタンディングオベーションの後、同イベントをサポートする、MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社代表取締役社長のジェイムズ・ペイトン氏の乾杯によって、ディナータイムへ。グラスへは「ドン ぺリニヨン ヴィンテージ2003」が注がれている。料理は、グランド ハイアット東京総料理長により、ヴィンテージ2003との最高の相性が吟味されたフレンチのフルコースがサーブされた。

乾杯は、MHD モエヘネシー ディアジオのペイトン社長。

SCJへは、当ファウストA.G.も設立当初から、ガラパーティやチャリティイブニングなどでチャリティを行い、微力ながら支援を続けている。
「セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する〈子どもの権利〉が実現されている世界を目指します」――同団体が、長年の活動とともに培ってきた国際的な信頼を通じ、実現を目指してビジョンとして掲げている世界のために、ファウストA.G.は今後も賛同し、協力していきたい。

 

Data

第24回 セーブ・ザ・チルドレン チャリティディナー
日時:2012年3月14日
場所:グランドハイアット東京 グランドボールルーム
形式:着席コースディナー
ドレスコード:ダークスーツ
主催:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
協賛:MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社
後援:公益社団法人 日本青年会議所
協力:グランドハイアット東京 / 赤井 勝 装花の会


セーブ・ザ・チルドレン公式サイト

http://www.savechildren.or.jp/

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