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04 LIFESTYLE

東京アクアリオ2009開催報告
“ワンオーシャン”を世に発信!

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9/11(FRI)OPENING

アクアリスト木村英智をはじめ、今回の参加者たちと共に、レセプションパーティが行われた。

9/12(SAT)


木村英智(HR:右)と、篠宮龍三(HR:中)によるトークイベントで幕を開ける。小雨がぱらつく天気となったが、木村による「海の生物飼育ワークショップ」講座(2限目)や、白戸太朗のトーク(4限目)のほか、篠宮龍三の「スタティック」実演(1限目)、銀メダリスト川嶋奈緒子によるシンクロの実演(5限目)など大盛況。

9/13(SUN)


海洋冒険家・白石康次郎によるトーク(3限目)、ウィンドサーファー中里尚雄によるワークショップ(5限目)のほか、フラダンスや、音楽ライブも行われた。また、アクアリウムディスプレイコレクションでは、大山誠「Rainbow Sea」が優勝。快晴に恵まれ、大勢が訪れた。
会場内では、ステージイベントのほか、ドクターフィッシュや、アクアリウムの販売ブースなども。
海メシ「One Ocean丼」は、マグロとふぐを乗せた贅沢な丼。マグロの解体ショーも行われた。

ファウストの一人であり、アクアリウムクリエーターの第一人者である木村英智。
彼は、QUEST#009で、自らモルディブの青い海に潜り、色とりどりの南洋の魚たちと出会ってきた。残念ながら、目指していたオシャレハナダイにめぐり合うことはできなかったが、その海の広大さにふれ、青い海の中で泳ぐ魚達と触れ合うことで、世界は海でつながっているということを改めて実感した。

そんな彼が手がける六本木ヒルズ秋の風物詩『東京アクアリオ2009』が、9月11日に開幕を告げた。今回のテーマは「One Ocean」。この「One Ocean」というテーマを最初に提唱したのは、ファウストのスーパーバイザーの一人、プロフリーダイバーの篠宮龍三だ。

木村と篠宮は、今年のはじめに、ともに沖縄の海に潜った。その海の中で、世界を渡るザトウクジラが、求愛するときのラブソングを聞いたのだ。その神秘の音に、木村は魅了されたのだという。

「One Ocean」提唱者である篠宮は「クジラは、季節のたびに、世界中の海を渡っているもの。よく、7つの海というけれど、海を7つに分けているのは人間だけ。本来、海はたった一つ」という。その考えに共感した木村は、今回のアクアリオのテーマとして「One Ocean」を掲げたのだ。

会場となった六本木ヒルズアリーナは、木村が手がけたアクアリウムと共に、コンテスト参加者によるアクアリウムも並べられ、さながら都会に出現した海のよう。会場の中央に置かれているのは、球体のアクアリウム。

「世界中の魚たちと共に、ゆっくりと回転している地球をイメージした」と木村。また、ステージ横には、7m70cmの巨大水槽がある。中は、まるで、金魚と熱帯魚が一緒に泳いでいるように見える。実際には、水槽の中で淡水と海水のエリアが分かれているが、これもまた、共生する魚たちの様子から、「One Ocean」を表現しているのだ。

オーシャンアスリートによる
海の教室

さらに、今回はこのテーマに共感したアスリートやアーティストたちがイベントに参加。12日の午前11時からは、講演やワークショップ、ステージでのパフォーマンスなど、「海の教室」と題して、次々と魅力的なイベントが繰り広げられた。
ステージ上には、木村が作った円柱の大水槽が設けられており、今回のテーマを提案した篠宮が、フリーダイビングの公式演技である「スタティック」に挑戦。来場していた子どもたちと、競争し、四分間あまり、余裕で息を止め続け、歓声が沸いた。また、同じ水槽の中でアテネオリンピックの銀メダリスト、川嶋奈緒子がシンクロ実演を行い、拍手喝さいが沸き起こった。
Faust A.G.のスーパーバイザーである、トライアスロンの白戸太朗は、これまでに、世界中の海を泳いできた経験を持つ。「海の大切さは、口で言っているだけでは分からない。実際に、海に触れ、海に触れることから始めてほしい。そして、自分の庭を大切にするように、海を大切にして」と語った。同じくファウストのスーパーバイザー、ウィンドサーフィンの中里尚雄は、漂流ゴミを使って、子供たちとともにアート制作のワークショップを行いながら、海を綺麗にすることを伝えた。また、世界最年少で単独無寄港世界一周を達成し、海洋冒険家として活躍している白石康次郎は、自ら体験した世界一周の旅の様子を写真で振り返りながら「海の真ん中に一人でいるときは、宇宙の中にいる自分の存在を実感できる。そして、海は一つなのだと実感することができた。みなさんにも、海は世界中に広がっているんだと実感してほしい」と話す。彼らの講演には、アクアリウムに見入っていた人々も、足を止め、聞き入っている姿が見られた。

 

9月13日、フィナーレを迎えて幕を下ろした『東京アクアリオ2009』。今回のイベントには、12日に雨が降ったにも関わらず、実に約7万人の来場者があった。「One Ocean」への熱いメッセージは、来場者たちの胸に、確かに届いたことだろう。

 

Ending

今回のテーマ「海について、One Oceanについて」を改めて語らい、3日間のイベントが閉幕した。

 

Data

東京アクアリオ2009
http://www.aquario.jp/
※イベントは終了しています

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