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冒険の英気を養う空間作りに!
柔らかな陽光で疲れを癒す“光の彫刻”

多忙を極めるファウストな皆様のこと、ハードワークの疲れを癒し、気持ちをリセットさせるために、リビングルームのあり方にこだわる方も多いはず。今回ご紹介するルイスポールセン社のフロアランプ「スノー」は、そんなリビングでのリラックス効果をさらに向上させてくれるアイテムです。

「snow」352,800円 サイズ・質量/H1505mm W842mm D350mm/7.5kg 材質・仕上/透明アクリル、シルクスクリーン印刷 付属コード/中間フットスイッチ付3.5mコード 使用電球/E26ホワイトボールランプ60W、E17 ミニレフランプ 40W (「Nicolai Bergmann Sumu」、「ROGOBA 東京店」、「NEST」(福岡)で展示販売しております)

デンマークの照明メーカー、ルイスポールセン社といえば、ポール・ヘニングセンデザインのPHランプを思い浮かべる方が多いのでは。近代照明の父とも呼ば れる彼が生み出したあかりは、すべての反射角を計算し尽くすことで “まぶしい光を抑えながら、理想の配光環境を作り出す”という、ルイスポールセン社のライティング・フィロソフィーに合致するものでした。

70年代、デンマークに住む一人の幼い少女は、学校の集会ホールに吊り下がった10個のPHランプの光の心地良さに惹かれ、何百時間も見つめ続けたといい ます。数年後、その少女はデザイナーとなり、ポール・ヘニングセンのデザイン・イディオムを胸に、ルイスポールセン社から照明を発表することになるので す。彼女の名は、ルイーズ・キャンベル。
これまでに2種類の照明器具をデザインし、いずれも、北欧の夏の自然光のエッセンスを表現したもので、今年4月に発表した新作「スノー」も、舞い落ちる雪の中に春の陽光を感じさせる、非常に独創的な作品です。

アクリル製のコーンを交差させた不思議なデザインは、厚さ4mmのアクリルシートを、熱による中空成形技術でかたちにしています。同時に、各シートの両面 にシルクスクリーンによる無数の白いドットをプリントすることで、透明な部分とのコントラストを創出。中央の電球が隠されている部分では、ドットの分布密 度が高く、電球から離れるにつれてドットの数は減少。これが、高い配光性を実現しながらも、眼に優しい独特の配光特性を生み出すポイントなのです。また、 この照明には光源が2つあり、中央部は雰囲気をつくる間接照明として、下に向いたコーン部は床を照らし、ソファサイドでは読書灯にもなり、タスクライトと しても機能します。中央に吊り下がっている雪の玉のようなシンボリックな重りは、スリムな形状のバランスを保つ役割と、電源コードを固定するホルダーの役 割を合わせ持っているというから驚きです。

プライベートな住空間でも、パブリックな空間においても、“光の彫刻”として、また効果的なライティングとしてその役割を果たしてくれる「スノー」。日々の疲れを和らげると同時に、感性を刺激する美しさに満ちた、フロアランプといえるでしょう。

左写真:デザイナーのルイーズ・キャンベル。1970年コペンハーゲン生まれ。家具や照明など、インテリアデザインの場で活躍中。

右写真:近代照明の父、ポール・ヘニングセンデザインの「PHアーティチョーク」。ルイスポールセン社を代表する名作。

Data

タルジェッティ ポールセン ジャパン株式会社

TEL.03-3586-5341
http://www.louispoulsen.com

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