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月旅行にオマージュを捧げる
ルイ・ヴィトン・ムーンジャーニー

カリフォルニア砂漠の高原のただ中に止められた、廃車寸前のピックアップトラックから、静かに空を見上げる初老の男性2人とマニッシュな女性が1人。
ルイ・ヴィトンの広告に登場するこの3人、誰だか分かりますか? ヒントは澄みわたった夜空に浮かぶ月―—。実は、この3人、人類史上もっとも偉大な“旅 ”を成し遂げた宇宙飛行士たちなのです。歴史的なアポロ11号のミッションにおいて、1969年7月20日と21日の両日、ニール・アームストロング船長とともに初めて月面に降り立った人類であるバズ・オルドリン氏。トム・ハンクス主演で映画にもなった悲運のアポロ13号ミッションで船長をつとめたジム・ラヴェル氏。そして、1983年にスペースシャトル・チャレンジャー号のクルー・メンバーとして宇宙を旅した最初の米国人女性、サリー・ライド女史です。
 

ルイ・ヴィトンの真髄である「旅」に再び焦点をあてたコア・ヴァリュー広告キャンペーン。「旅」という概念を情緒的にとらえ、パーソナルな旅、自分探しの過程としての旅を表現。過去にはサー・ショーン・コネリーやコッポラ父娘などが登場。ポートレート界の巨匠、アニー・リボヴィッツ女史が毎回撮影。企業として環境問題やサスティナブルな開発に積極的に取り組んでいるルイ・ヴィトンでは、彼ら賛同者に代わってアル・ゴア元アメリカ副大統領が先頭に立つ地球温暖化防止プロジェクトに寄付をしている。

7月、ルイ・ヴィトンの最新コア・ヴァリュー広告キャンペーンは、アポロ11号の月面着陸40周年を記念し、“月への飛行”にオマージュを捧げるもの。美しく輝く満月を見上げ、宇宙の思い出を甦らせているような3人の表情を、写真家アニー・リボヴィッツが見事に切り取った、すばらしいビジュアルに仕上がっています。
加えて今回注目したいのは、この広告キャンペーンの一環として立ち上げられた専用ウェブサイト。「宇宙を体験することでその後の人生がどのように変わったのか」といった、宇宙飛行士たちにしか語りえないインタビューが盛り込まれた動画は実に興味深いもの。3台の特殊なカメラを使って撮影されたムービーは、まるで3人が実際に宇宙空間に漂っているかのような不思議な空気感を醸し出しています。
「月から地球を見る、それは美しいとは言い難い、超自然的な世界—」
「地球は50億人の人間を乗せた巨大な宇宙船のようだった」
「宇宙飛行士として、より良い未来を作る方法を考えたいと思った―」
そうして語られる彼らの一言一言には何ものにも例え難い重みを感じずにはいられません。さらには、ニール・アームストロング船長が残したあの有名なセリフ“これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である”の誕生秘話も語られています。

当時、人類が何世紀も抱いてきた“夢”を実現させた彼らの話を聞くうちに、いつかわれわれも“夢”に手が届くかもしれないという期待さえも感じます。

インタビュー動画は約20分。彼ら宇宙飛行士たちが見た“壮大な、荒涼たる超自然的世界”に思いを馳せながら、じっくりと堪能してください。

Data

ルイ・ヴィトン

http://www.louisvuitton.com/

問:ルイ・ヴィトン カスタマーサービスセンター
Tel. 03-3478-2100
ルイ・ヴィトンジャーニー

http://www.louisvuittonjourneys.com/#/ja_JP
 

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