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悪天候にも負けず、大興奮のレースを展開!
レッドブル・ボックスカートレース2012

第2回レッドブル・ボックスカートレースは、あいにくの冷たい雨が降りしきる中の開催となった。しかし、厚く雨雲に覆われた空とは打って変わって、パドッ クに集まった56チームの出場者は晴れ晴れとした表情で、自慢のボックスカートの最終調整に励んでいた。その中には、自身がデザインした専用レインコート に身を包んだチェアウォーカー・レーサー、長屋宏和氏の姿もあった。

レッドブル・ボックスカートレースとは、動力を持たない手作りのカートでカーブやジャンプ台が設置された坂道コースを走る競技。カートのオリジナリティと完成度、ドライバーとチームのパフォーマンスを審査員が採点し、レースタイムと併せて優勝を競うというもの。2001年以降世界各地で80回以上開催されるほどの熱狂的な人気を誇る。日本での開催は今年で2回目。今大会への応募総勢は337件というから、日本での人気ぶりもうかがえる。その中から選ばれた58組の出場チームは、復興への決意や、家族や仲間と育んだ強い絆、そして障害を乗り越えての挑戦など、様々な思いを胸にレースに臨んだ。
会場となった葛西臨海公園では、未明から降り始めた雨が止むどころか、その強さを増していく。この日のために設置された専用コースの坂道のスタート地点は、スタッフが繰り返し水はけをするものの、すぐに水が溜まってしまう状態。予定より30分遅れで、第1走者のパフォーマンスが始まった。あいにくの天候の中会場に詰めかけた約2万人の観客たちも、レースがスタートした瞬間からあっと言う間に、各チームの個性豊かなパフォーマンスや力強い走りに引き込まれていった。

独創的なアイデアが光るボックスカートとパフォーマンスに、観客も大興奮!
総合司会にジョージ・ウィリアムズと優木まおみ、審査員はタレントのミッツ・マングローブ、南明奈、女優の河北麻友子、さらにプロレーシングドライバー井出有治、フリースタイルモトクロスライダーの佐藤英吾といった豪華な面々が登場。

チェアウォーカー・レーサー
長屋宏和氏、登場!

「レッドブル・ボックスカートレースに出場します」。2月中旬、2010年ファウスト社会貢献活動賞受賞者である長屋宏和氏から、ファウストA.G.運営事務局に1通のメールが届いた。長屋氏はレース中のクラッシュから奇跡の生還を遂げて以来、車いすでの生活を続けている元F3ドライバー。現在自身のブランド「ピロレーシング」を通して同じチェアウォーカーが楽しむためのファッションを提案している。2年前の第1回大会を観戦した際、「これなら僕にもできる」と確信したという。多くの人の協力により完成した専用のマシンは、車いすのまま搭乗することが可能。両手首を固定したハンドルで操縦する。会場がヒートアップし始めた第1グループ最終走者として、「FLAT OUT! CRAZYチェアウォーカー」が登場した。「出走までのパフォーマンスタイムではマシンにきちんと乗り込むことだけを考えていました」と長屋氏。出走間近まで、手首がうまく固定されず、見ているこちらも一瞬ヒヤっとしたが、そんな不安を吹き飛ばすように、長屋氏を乗せたボックスカートは勢いよくスタートを切った。最初のカーブをスムーズにすり抜けたカートはスピードに乗ってあっという間にジャンプ台まで進んでいく。2本のジャンプを見事に決め、一気にゴール!そのままクラッシュパットに豪快に突進し、会場を沸かせた。

From Faust A.G. Channel on [YouTube]

長屋氏「楽しくて悔しかった」と振り返る、レースの模様はこちらから。
★【YouTube:FaustA.G.チャンネル】でもご覧いただけます(スマートフォンの方 はこちらがオススメ)

ゴール直後、興奮醒めやらぬ長屋氏を直撃すると「最高に気持ちよかったです!」と満面の笑顔で答えてくれた。「まっすぐ走ることは問題ないと思っていましたが、ジャンプは未知の世界。でもとにかくやってみるしかないという気持ちで挑みました。1度目のジャンプで手首の固定がはずれてしまいましたが、何とかハンドルに手を添えて2度目のジャンプも成功させることができました」。クラッシュパットへのダイブについて、「僕なりのパフォーマンス。走っている間から狙っていました」としたり顔。その結果、パフォーマンスでは見事1位を獲得。総合成績では7位となった。優勝は、折り紙をモチーフとした組み立て式カートで挑んだ「チーム最速忍者牛」。スタート直前までカートを組み立て続け、そのまま猛スピードでコースを疾走。意表をつくアイデアと驚くべきスピードでギャラリーを魅了した。ウェットコンディションの中、予想以上の好タイムあり、派手なクラッシュありと、多くの見せ場を繰り広げたレッドブル・ボックスカートレースは無事に幕を閉じた。決して最良とはいえないコンディションの中でも、ひたむきに前へ進もうとした出場チームすべての姿に、多くの人が胸を打たれたはずだ。

写真左は総合順位1位のチーム「最速忍者牛」。表彰式では2位オートサイクルベル、3位TEAMTAMADSHIのメンバーが喜びをかみしめた。また、優勝者だけでなく、参加者すべてが見せた清々しい笑顔が印象的だった。

Data

日時:2012年3月17日(土)
場所:葛西臨海公園
レッドブル・ボックスカートレース
http://www.redbull.jp/cs/Satellite/ja_JP/Red-Bull-Box-Cart-Race/001243091837686

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