最高級の世界に君臨する
最高峰「マイバッハ」
もともとは飛行船“ツェッペリン号”に搭載するための高性能エンジンを製造していたマイバッハ社。1930 年代に自動車の開発・生産に携わると、それまでに培ってきたスキルを生かし、トップクラスの自動車会社へと成長します。戦後はダイムラー社の傘下となり、伝説の最高峰ブランド「マイバッハ」が復活したのは2002年のことでした。
オープンリムジン「ランドレー」現る!
「マイバッハ」の内外装、装備も一新
マイバッハ57 S および62 S は、最高出力が463kW(630hp)と先代に比べて13kW(18hp)向上しながらも、燃費とCO2 排出量の低減に成功(燃費は16.4→15.8 リッター/100km、CO2 排出量は390→368g/km)。一方、マイバッハ57 および62 は最高出力はそのままに、燃費は向上しCO2 排出量は低減(15.9→15.0 リッター/100km、383→350g/km)。マイバッハの12 気筒エンジンはいずれもEU 5 およびLEV 2 基準に適合している。
これまで「マイバッハ 57」および「マイバッハ 62」は、全世界で累計2600台以上、日本においても150台以上を販売。このたび発表されたのは、既存のラインナップに内外装、装備などを一新した、新型「マイバッハ」、そして新発表の「マイバッハランドレー」です。新型は、気品と格調を増したエクステリアデザイン、ドライバーの個性を表現する内外装色やインテリアトリムのバリエーション、 車内の快適性や上質感をさらに向上するオプション装備、燃費/CO2排出量の低減を実現したパワートレインなど、至る所にさまざまな改善が施されています。とくにロードノイズやウインドノイズは驚くほどカットされ、さらなる静粛性となめらかな乗り心地を実現しています。
また同時発表された、ニューモデルの「マイバッハランドレー」も、快適性や上質感は「マイバッハ62 S」がベースとなっています。大型セダンでありながら後部座席のルーフを開閉可能なソフトトップにするなど、贅沢なオープンモデル。ソフトトップは遮音性、耐侯性の高い多重構造を採用し、クローズ時には通常のルーフと同等の快適性を実現しています。
「マイバッハ」のことを、そのむかし要人を運ぶために使われた「Sedan Chair」のような安らぎ、と称すのは、こうしたさまざまな性能の結晶が理由に挙げられます。
テーラーメードのクルマ作りを追求し、新しい最高級素材やボディカラーを導入。そうした素材やカラーはほとんどがマイバッハ専用に開発され、他のメーカーにはないものなのです。
「To create only the best from the best, a vehicle that is the ultimate in wish
fulfilment, with a distinctive character of the finest elegance and power
(最高の中の最高、最上のエレガンスとパワーという独自の性格を備え、あらゆる望みをかなえる究極のクルマを生み出すこと)」
これは、1930 年のマイバッハ社の企業理念に謳われていた記述。彼らはすでにこの時点で、自動車における「最高級」とは何かを熟知し、何をすべきかを行動で示していたようです。その理念は新型「マイバッハ」と「マイバッハ ランドレー」に確実に継承されています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル/ステアリング
マイバッハ 57 /左・右 ¥48,500,000
マイバッハ 57 S /左・右 ¥54,700,000
マイバッハ 62 /左・右 ¥55,500,000
マイバッハ 62 S /左・右 ¥63,100,000
マイバッハ ランドレー /左・右 ¥142,000,000
* 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
*右ハンドルは各モデルとも150万円増となります。
Text:Faust.A.G.
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