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Small Talk

2010 June

2010年6月24日

New Spot

日本有数の会員制クラブでパーティはいかが!?
「青山ロビンズクラブ」オープン記念プラン

カナダ大使館ビルの一角にある「青山ロビンズクラブ」。550坪超の広大な会場は、各国大使館主催のパーティや、レセプションパーティに利用されている。

もし貴方が今、大切な友人との会食やビジネスパートナーを招いてのパーティを企画中なら、国内有数の会員制クラブを利用してみてはいかがだろう。去る6月1日、カナダ大使館ビル内にオープンした「青山ロビンズクラブ」が今、オープン記念のお得なキャンペーンを実施中だ。ロビンズクラブといえば、平成14年の創業以来、国内外の著名人や政財界の要人に利用されてきた実績を持つ、恵比寿に本店を構える国際色豊かな高級会員制クラブ。その青山店となる同店は、英国貴族の邸宅を思わせる約600坪の店内に、最大140名が着席可能なメインダイニングやクラブバー、和室を完備し、最大500名までの会食パーティや社交界スタイル・ウェディングにも対応。また、少人数の会食向けとしてボードルームやプライベートダイニングも用意されている。オープン記念キャンペーンとしては、ランチブッフェ1050円(通常2010円)、ディナーコース3150円~(通常6300円。いずれもサービス料別途・要予約/7月31日まで)の他、各種パーティ1名6000円~、ウェディング60名235万円~(いずれも要予約/9月30日まで)といったプランをラインナップ。今後予定している冒険の決起ディナーや壮行会に利用してみても?

Data

青山ロビンズクラブ
http://www.robbins.co.jp/
住所:港区赤坂7-3-78 カナダ大使館ビルB1F
TEL: 03-5414-1155
※会員制のため、利用に際しては入会手続きが必要となります。入会金等は不要です。ウェディングのみ入会者以外でも利用できる。

Text:Faust A.G.

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2010年6月24日

Event

スキルゲームで腕試し!「ポーカーを学ぶ」ファウストラウンジ開催報告

参加者はジャケット着用。ロビンズクラブの一室がカジノさながらに様変わり。

某日、「ポーカー」をテーマにしたファウストラウンジが開催された。会場は東京・恵比寿の「ロビンズクラブ」。当WEBでは、ラスベガスで開催されるWSOP(ポーカー世界大会)への挑戦などポーカーチームの活動を追いかけてきているが、度々記すように、国際ルールのテキサスホールデム式のポーカーとは、日本で知られるそれとは一線を画し、スポーツとして認知される。運ではなく、プレーヤーのスキルで勝率を上げることのできる“スキルゲーム”なのだ。

「男の嗜み ポーカーを学ぶ」と題した今回のファウストラウンジでは、スキルも美貌もトップクラスのプロプレーヤーICE BEERさんを講師に招き、レクチャーによるポーカースキルの向上と国際大会でも通じるマナーの習得を目的とした。
イベントは、華やかな空気とともに「ポーカーの魅力を知ってもらえたら」というICE BEERさんの挨拶でスタート。参加したファウストたちには、前半は各テーブルで実際にプレイをしながらレクチャーを受け、後半は大会式のゲームに挑んでもらった。優勝賞品は当クラブをサポートいただいている、グランド・コリア・レジャー株式会社提供の、「ビジネスクラスで行くソウル・カジノツアー スイート2泊3日」旅行券。持ち前の勝負強さとセンスの良さを発揮し、とあるファウストが獲得。会場はおおいに盛り上がった。
ファウストラウンジは、ポーカーをはじめ、各活動ジャンルで定期的に開催中。ファウスト会員の皆様には随時ご案内するので、お見逃しなく。

グランド・コリア・レジャー提供の「ビジネスクラスで行くソウル・カジノツアー スイート2泊3日」旅行券。
講師にお招きしたプロポーカープレイヤーのICE BEERさん。

Data

ファウストラウンジ「男の嗜み ポーカーを学ぶ」概要
日時:某月某日 19:00開場 19:30スタート 22:30終了  
場所:ロビンズクラブ http://www.robbins.co.jp/

Text & Photos:Faust A.G.

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2010年6月17日

Scoop!

ルマン24時間レース、アウディが1-2-3フィニッシュで見事優勝! 

6月14日、フランス・ルマンで開催された第78回ルマン24時間レースで、見事アウディが優勝を飾った。
ドライバーのティモ ベルンハルト(ドイツ)、ロメイン デュマ(フランス)、マイク ロッケンフェラー(ドイツ)組が乗ったAudi R15 TDIが、24時間で397ラップ・5410kmという最長走行距離記録を樹立しての優勝。この記録は、1971年のポルシェ917でDr.ヘルムート マルコ、ギジュ バン レネップ組が出して以来となる快挙だ。またアウディは、同社4度目となる1-2-3フィニッシュで勝利しており、これにより優勝回数は9回となり、フェラーリに並んだ。

※以下、優勝ドライバー3名の感動のコメントをアウディジャパンのホームページより抜粋

ティモ ベルンハルト (Audi R15 TDI #9)
信じられない! ルマンに出場するのは子供の頃からの夢だった。2002年にGTクラスで優勝したけれど、それは総合優勝を勝ち取るという僕の大きな目標への第1段階だった。そして29歳という若い時点で最終目標を達成出来たことを、僕はまだ信じられない。凄いなんてものじゃない! 勝利の実感が沸いてくるまでには、恐らく1日から2日は掛かると思う。マシンには何のトラブルもないままレースを終えることが出来た。Audi R15 TDIは、完璧な状態のまま走りきったんだ。マイク(ロッケンフェラー)、ロメイン(デュマ)そして僕は、スタートからプッシュし続けていた。その作戦は成功し、最後にはプジョーとの闘いが激しくなった。でも僕は、いずれにせよ彼らには勝てるだろうと確信していた。だって、僕らは完璧なパッケージングでレースに臨めていたから。

ロメイン デュマ (Audi R15 TDI #9)

何と言っていいか分からない1日だった。例え小さなものだとしても、優勝のチャンスは必ずあると思っていた。そして、今回の週末を素晴らしいものにしたのは、我々ドライバーだけではない。僕はすべてを素晴らしいものにしてくれたチーム、メカニック、エンジニア、そしてチームメイトのドライバー達に感謝したい。僕らはお互いにすべての情報を共有出来ていたし、レース中には強力なヘルプを得られていた。それはとても重要なことだった。チームの情報管理は素晴らしかった。すべての人間が情報を共有して動き、誰もミスをしなかった。そしてそれは最終的に大きな成果をもたらしてくれた。僕らは総合優勝に返り咲くことが出来たし、それこそが僕らの目標だった。とても満足している。

マイク ロッケンフェラー (Audi R15 TDI #9)
ただただ信じがたい。万感胸に迫る思いだ。ルマンで優勝するという目標は、常に大きな夢でもある。アウディチームに加入した当初は、やりにくい面もあったが、今はチームからの信頼を得て、とても満足している。そしてついに、ティモ(ベルンハルト)やロメイン(デュマ)と共に、優勝を勝ち取った。みんな、ありがとう。アウディ、ヨーストチーム、スタッフのみんなに感謝している。最高だ!

※以上

ファウスト・レーシングチームが夢見る究極のゴールの感動は、筆舌に尽くせるものではないようだ。
そのほかチームのコメントやくわしいレース結果はアウディジャパンのホームページで!

Data

アウディ ジャパン
http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja.html

Text:Faust A.G.

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2010年6月17日

New Gadget

世界500ヶ所超のスモール&ラグジュアリーな
ホテル予約からナビ役までこなすiPhoneアプリ

SLHに加盟する500軒以上の独立系高級ホテルを網羅。ひとつのアプリ上で、検索から予約までを手早く行える上、GPS機能を利用して宿泊しているホテル周辺の観光スポット情報をリアルタイムで表示することも可能。

世界中のホットスポットからビデオ通話できるskypeアプリから、4200以上の空港のフライト情報を検索できるアプリに至るまで、世界を飛び回るジェットセッターにとっても便利なアプリケーションが急増中のiPhoneに、さらなる強力コンテンツがお目見えしたことをご存じだろうか。世界70カ国以上の個性的な加盟ホテルを擁する「スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)」が、iPhone&iPod Touch向け無料アプリの配信をスタートしたのだ。
SLHといえば、プライベートアイランドの隠れ家ヴィラや欧州の古城ホテルを始め、加盟ホテルのクオリティの高さがつとに知られるところ。近年においても、京都・嵐山の「星のや 京都」が新たに加盟するなど、自慢のラインナップにますます磨きをかけている。
そんな同社のiPhoneアプリの最大の持ち味は“ディスカバー機能”。「エリア」「テーマ」「最新の特別料金」という3つのカテゴリーに分けられた検索ツールを活用すれば、全加盟ホテルの中から自分好みの宿をピンポイントで検索可能。さらに、お目当てのホテルを見つけたらその画面上で宿泊予約もできてしまう。加えて、Googleマップと連動したオートGPS機能を活用すれば、宿泊しているホテル周辺の観光&買い物スポットを、画面上にリアルタイムで表示することも。もちろん、これらのお勧め情報も“SLH公認”ゆえ、旅行ガイドとしての信頼性は申し分なしだ。
ちなみにこちらのアプリは、情報発信にも重宝。SLHのアプリ上からツィッターやフェイスブックに投稿できる“シェア機能”を搭載しているため、宿泊中のホテルの感想や情報を友人や他のユーザーと手軽に共有できるのだ。このアプリがあれば、ホテル探しのためにノートPCを立ち上げる必要はないし、書店で旅行ガイド本を吟味する煩わしさからも解放されるはず。あまりにも便利なので、リゾート旅行の回数が急増して、冒険仲間や飲み友達から「最近、遊んでくれない!」というクレームが続出しないようご注意を!

Data

スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド
www.slh.com
TEL: 0120-558-673

※iPhoneとiPod Touch無料アプリのダウンロードは以下まで
http://itunes.apple.com/gb/app/small-luxury-hotels-world/id359024705?mt=8

Text:Faust A.G.

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2010年6月17日

Event

口蹄疫で中止となった「アイアンマンジャパン長崎五島」が
韓国大会との併設で復活!

6月13日(日)に長崎県五島福江での開催を予定していた国内最高峰のトライアスロンレース「アイアンマンジャパン」が、口蹄疫対応のため中止を余儀なくされたが、出場を目指していたアスリートに朗報が飛び込んできた。同大会の代替大会が、7月11日(日)に韓国で開催される「済州国際トライアスロン大会」と併設され、「2010済州国際トライアスロン+アイアンマンアジア」として同時開催されることになったのだ。
しかも日本の受付窓口となるのは、当クラブのアドバイザー白戸太朗氏が代表を務める東京・代官山のアスロニア。WTC(World Triathlon Corporation, IRONMAN本部)直々のオファーを受けて、この責務を担当することになったという。
「急な開催となりましたが、多くの方にアイアンマンアジアに参加して頂き、レースを楽しみ、ハワイアンアイアンマンの出場権を獲得してもらえればと思います」
とは、アスロニアの白戸氏が、日本事務局を運営するにあたって発表したコメント。申し込み期間は、6月30日(水)まで。国内屈指のトライアスリートたちとの交流のチャンス、腕自慢のファウストたちもご注目あれ!

Data

2010済州国際トライアスロン+アイアンマンアジア
主催:2010済州国際トライアスロン+アイアンマンアジア実行委員会
開催地:韓国・済州島
日時:2010年7月11日(日)7:00〜24:00
コース:スイム3.8km/バイク180.2km/ラン42.195km
申し込み期間:2010年6月11日(金)〜2010年6月30日(水)
カテゴリー:アイアンマンディスタンス 個人(プロ&エイジグループ)
参加費:50,000円
エントリー方法:オンラインのみ http://www.athlonia.com/race/korea_imaj/

問い合わせ:2010済州国際トライアスロン+アイアンマンアジア 日本事務局(株式会社アスロニア内)
TEL:03-6277-5131
Eメール:korea_imaj@athlonia.com
受付時間:11:00〜18:00(土日・祝日を除く)

Text:Faust A.G.

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2010年6月10日

Scoop!

世界13万4000キロ旅したW杯トロフィー
ルイ・ヴィトンがスペシャル・オーダーケースを製作

世界中の注目が集まるFIFAワールドカップが、ついに開幕する。我らがサムライ・ブルーの戦いぶりや各国の名プレイヤーたちの活躍とともに気になるのが、優勝トロフィーの行方。実はこのトロフィー、昨年9月から世界80カ国・地域を旅し続け、5月上旬に開催地・南アフリカに辿り着いたもの。4月下旬には、厳戒態勢の中で日本にも上陸しており、南アフリカに到着するまでの総移動距離は、地球3周分にあたる約13万4000kmにものぼるという。
そんな壮大な旅をしたトロフィーの、トラベルケースを製作したのがルイ・ヴィトンだということをご存知だろうか。同社がワールドカップのために特別に作ったこのトラベルケースは、ブランドを象徴するモノグラム・キャンバス地に、真鍮製のロックや金具を備え、黄金のトロフィーを優雅に包むダークブラウンのライニングを配したもの。この特製トラベルケースにしっかり守られて、トロフィーはこれから世界を安全に旅ができるのだ。そして7月11日にヨハネスブルグで行われる決勝戦では、何百万の観衆を前にこのケースが開かれ、優勝国へとトロフィーが手渡されることになる。
ちなみにこのケースは、ルイ・ヴィトンの他のスペシャルオーダー品と同様、パリ郊外のアニエールにあるアトリエで製作されたもの。探検家のピエール・サヴォルニアン・ド・ブラザがアフリカ探検のためにオーダーした折り畳み式のベッドトランクや、インドのバローダ王のために製作されたティーケースなども、このアトリエの技術と創造力から生まれたものだ。そのすべては、「旅行者の持ち物を守り、運ぶ」という旅行鞄の本質を追求したもの。今回のトロフィーケースにおいても、この精神がいかんなく発揮されたといえるだろう。
泣いても笑っても、7月11日には4年に一度の宴が終わる。優勝チームの選手たちの晴れやかな笑顔に拍手を送りつつ、ケースから優勝トロフィーが取り出される瞬間にも注目してほしい。

Data

ルイ・ヴィトン
http://www.louisvuitton.com/

Text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS Inc.)

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2010年6月10日

Event

アラン・デュカス×関西の名店3軒が生み出す
日仏競演ガストロノミー

それぞれ異なる味付けで舌を楽しませる「お造り9種盛り」は、「修伯」を代表する料理。「修伯」は、すべての客席に目を配るため、カウンター9席、テーブル席4席。目の前で腕を振るう吉田氏とのやりとりも、訪れる人の楽しみとなっている。

小島景総料理長が腕を振るう銀座の名フレンチ「ベージュ アラン・デュカス 東京」で、毎年好評を博している「ランデブー 〜日本料理名店との饗宴〜」が今年も開催される。この企画は文字通り、フレンチと和食の一流料理人たちが、互いの知識と技術を融合させたメニューを作り出し、「食」の新たな地平を開拓する意欲的な試み。今年で3年目となり、過去には「京都吉兆」の徳岡邦夫氏をはじめ、実に錚々たる料理人が参加している。

今年の第1回は6月17日(木)からの3日間。八坂の塔のふもとに店を構える京の名店「修伯」の吉田修久氏が登場する。まだ30代の吉田氏は、代表作である独創的なお造り9種盛りや、伊勢エビのスパイシーな田楽などで知られ、フランス料理への造詣も深い。今回のチャレンジでも、「若者らしい勢いのある新しい料理に挑みたい」と、意気込みを語る。
続く8月13(金)〜15日(日)の第2回には、「心斎橋 桝田」の桝田兆史氏が登場。旬の食材を楽しくいただける緻密な料理と、大阪ならではの活気溢れる雰囲気で評判の店だ。桝田氏は、「“食い倒れの街”、“天下の台所”と謳われる大阪の日本料理を、フランスの料理文化と上手く融合できれば」という。
第3回は10月28日(木)からの3日間。昨年に引き続き、「祇園 さゝ木」の佐々木浩氏が登場する。ご存知の通り、佐々木氏は“今、京都でもっとも勢いのある料理人”といわれる人物。その味とアイディア、そして軽快な会話を楽しみに、全国から客足が絶えることがない。「秋の味覚をふんだんに取り入れ、料理はもちろんのこと、“充実した”内容を目指します。ご期待ください」と、力強く語っている。
いまや「ベージュ アラン・デュカス 東京」を代表する企画となった「ランデブー 〜日本料理名店との饗宴〜」。年に3回だけのコラボレーションを、ぜひ“現場”で楽しんでいただきたい。

「ベージュ アラン・デュカス 東京」の小島景総料理長(左)と吉田修久氏。吉田氏は、1972年生まれの若き料理人で、伝統にとらわれないフレッシュなアイディアが評判を呼んでいる。一方の小島シェフは、ミシェル・ゲール、アラン・シャペル、ピエール・ガニエールなどの下で修業を重ねた実力者。アラン・デュカスの信頼も厚く、青山「ブノワ」のシェフとして活躍した後、今年4月より「ベージュ アラン・デュカス 東京」のシェフに就任した。日本料理を代表する3人と、どんなコラボレーションを見せてくれるのか楽しみ。

Data

ベージュ アラン・デュカス 東京
TEL.03-5159-5500
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10階
http://www.beige-tokyo.com/

「ランデブー 〜日本料理名店との饗宴〜」
第1回 「修伯」吉田修久氏 6月17日(木)〜19日(土)
第2回 「心斎橋 桝田」桝田兆史氏 8月13日(金)〜15日(日)
第3回 「祇園 さゝ木」佐々木浩氏 10月28日(木)〜30日(土)
※開催中は各料理人が厨房に立ち、腕をふるいます。
※期間中は特別コースのみとなります。


ランチ 17,000円
ディナー 28,000円
※飲み物・サービス料別途

Text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS Inc.)

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2010年6月10日

Event

美煙・美女に酔う至福の一週間!
キューバが国を挙げて祝うシガーの祝典

シガーの聖地・キューバにおいて毎年2月は、タバコ葉の収穫が最盛期を迎え、国全体がお祭りムードに包まれる時期。そんな知る人ぞ知るベストシーズンを狙って、各国のシガー愛好家が首都ハバナに集結する一大イベント「ハバノス・フェスティバル」が開催されることは、過去のSmall Talkでお伝えした通り。今回は、去る2月22日~3月1日に開催された本年度のイベントに、日本のシガー愛好家たちが潜入した“ザ・リアル・シガー・ツアー”の模様をレポート!
シガーダイレクトと近畿日本ツーリストの協力によって今年初めて実現した同ツアーには、ドン小西氏を始め日本でも指折りのシガー好きたちが参加。手始めに、キューバ名物“キャバレー”で本場のサルサ&ルンバの洗礼を受けた参加者一行は、その興奮さめやらぬまま、フェスティバルの開催時期だけ一般公開される名門シガーブランド・コィーバの製造工場に潜入。工場内のショップに破格のプライスで並ぶ「マデュロ5」や「コィーバ・セレクション」といった人気シガーを大人買い……しそうになった(国外に持ち出す際の関税の都合上、大人買いには至らず)。町をあげて収穫期を祝う一週間を通して、シガー三昧の日々を堪能した。
一行は、ヘミングウェイが通い詰めた老舗バー「ボギータ・デル・メディオ」に夜な夜な繰り出してこの店が発祥といわれるモヒートを味わい、本場のモヒートはシェーカーを使わずにかなり大雑把に作られていることに驚嘆……キューバ文化の最深部にも触れる機会もあったとか。

一年に一日だけ一般公開される名門ブランド「コィーバ」の工場では、職人たちがシガーを巻く様子を間近で見学。工場内のシガーショップでは、破格のプライスで販売されている人気銘柄に目が釘付けに。

そして、ツアーのクライマックスは、かつてカストロ前議長も参加したハバノ・フェスティバルのガラ・パーティ。総勢1000人を超えるシガー業者や愛好家が一堂に介したパーティ会場は、身長180cmを超えるキューバ美女たちによって次々と振る舞われるシガーを立て続けに味わう、というシガー愛好家の天国のような空間。しかも、お土産として本年度の最高傑作とされる「ビハイク」という銘柄が全員に贈られるという至れり尽くせりの内容で、ツアー参加者は「世界一早く、最新作のビハイクを吸えたぜ!」という優越感に涙したしたとかしないとか。

ツアーのクライマックスを飾ったガラ・パーティ! 夜8時から深夜1時まで続いた世界最大のシガーパーティに出席したツアー参加者たちは、次々とサーブされるシガーを吸いまくった。会場では、シガーのオークションも行われ、名作シガーが約700万円で落札される場面も。

という具合に、駆け足でご紹介した、本ツアー。その様子を知るだけでも参加への欲求が湧いてきたファウスト諸氏も多いのでは。来年もこの潜入ツアーが主催されることを切に願う!

Data

40%オフ!シガーダイレクト
TEL:0800-919-3502
http://www.cigardirect.hk/

Text:Faust A.G.

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2010年6月 3日

Scoop!

未来を拓く、野菜メイドのF3マシン!
燃料はチョコレート工場から?

モータースポーツを愛する人々にとって、近年はなにかと肩身の狭い状況。大量に排出される排気ガスが問題視されるのは時代の要請とはいえ、我々の胸を何度も熱くさせてくれた自動車メーカーのレース事業撤退表明など、モータースポーツ業界の衰退を伝えるニュースばかりが聞こえてくる昨今の状況は、あまりにも寂しい……。そんななか、実に楽しく、頼もしい情報が飛び込んできた。イギリス・ウォーリック大学の研究者が、F3に参戦するエコなレーシングマシンを発表したのだ。

一見すると、普通のレーシングカーと変わらない。が、よく見るとボディにペイントされているのは野菜のモチーフ! 実はこのマシン、ハンドルはニンジン、ボディパーツはジャガイモ、というように、食物繊維を始めとした産業廃棄物を利用して作られているというのだ。
さらに、エンジンにおいても環境への配慮を徹底。BMW社製のガソリンエンジンをディーゼル用に改造しており、チョコレート工場から排出される廃棄物や、油脂から作られた燃料で走行する。しかも、ラジエーターにはオゾンを酸素に変換する機能まであり、走行しながら空気をきれいにしてくれるという。まるで「チャーリーとチョコレート工場」の原作者、ロアルト・ダールの小説から抜け出てきたかのような夢のようなマシンなのだ。
しかし実際のところ、現在のF3のレギュレーションではバイオディーゼルエンジンの使用は認められておらず、現時点でこのマシンのレース参加は不可能。当然ながら、プロジェクトチームはレギュレーションの改正を強く求めているという。
まだまだ道半ばといったところだが、このプロジェクトチーム「World First Racing」のサイトには、“Welcome to the future of motorsport. F3 today,F1 tomorrow”の力強い文字が。F3からF1へと華麗に駆けあがっていったルイス・ハミルトンのように、エコなレーシングカーがF1を騒がせる日がくることに期待したい。

Data

Text:Sachiko Kajino(OUTSIDERS Inc.)

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