Small Talk
2010年9月 2日
Watch
不屈のレーサー、フレディ・バースが、
カール F. ブヘラのアンバサダーに!
「とにかくもういい大人なのだから、諦めた方がいい――」
トップクラスのレーシングドライバーであり、今やビジネスマンとしても成功おさめたフレディ・バースは16歳の青年だった頃に、カートレースへの挑戦をめぐって、周囲からそんな否定的な助言を浴びせられた。だが、レースのために3年間貯金をし時間の許す限り自分の夢に向かって努力してきた彼にとって、そんな言葉では一寸の迷いも生じなかった。また18歳の頃に襲った、リンパ節癌の病魔にも自分を奮い立たせたのは他でもないレースへのあくなき情熱だったという。以来、「生きがいを持て。さもなければ、その死が無駄になる」が、彼の信条となった。
そして今年、30歳を迎えたフレディ・バースは、「世界ツーリングカー選手権」に初参戦中だ。全てのラウンドで、WCポイントを伸ばしており、マラケシュラウンドでの第4位という成績は新人として過去最高を記録。「自分の夢や目標を実現するのに、遅すぎることはない。僕は今でも、レースのどんな瞬間も楽しんでいるよ」と語る。
そんな彼がレース中も肌身離さず身につけているのが、カール F. ブヘラ社の腕時計『パトラビ クロノデイト』。いわゆるパトラビコレクションと言えば、数々の実用的な機能を備えた、最高品質の機械式ムーブメントのみを使用することで知られる。熟練された技術を誇るブヘラ社独自のムーブメントは、ひとつひとつが高い機能性と美の基準に沿って開発され、そして組み立てられている。また品質には厳しい審査基準を設け、完成後も数日にわたる品質検査を実施。合格と判断されるまでに機能性と精度に関する入念なチェックが行われる。理想に近づくためにのハードルは、まるで自分に厳しく忠実なフレディ・バースの生き様にも重なる。そんな彼がアンバサダーに就任。
決して妥協は許さないデッドヒートを繰り広げる不屈のレーサーにとって、カール F. ブヘラの『パトラビ クロノデイト』は、いまやかけがえのない理想のアイテムとなった。
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パトラビ クロノデイト 新たにブルーのダイヤルも登場し、より知的でオシャレな手元を演出。 スペック |
Data
ブヘラジャパン
http://www.carl-f-bucherer.com/jp/home.html
TEL: 03-6252-3481
Text:Faust A.G
2010年8月26日
Event
コバルトブルーの大海原へ
日本最大級のヨットレースが残した感動
夏本番を迎えたさる7月18日、「東京夢の島マリーナ」には、 朝早くから大海原への出航をいまかいまかと待ちわびる群雄たちの姿があった。
「スバルザカップヨットレース」は、今年で2回目を迎える日本最大級のヨットレース。
エントリーの数は122 艇と、昨年以上に注目度が高まる中で3クラスのレースが繰り広げられた。
若洲東京ディズニーランド沖からスタートし、 海ほたる周辺の海域を回航、ふたたびディズニーレンド沖に戻りフィニッシュ。その距離約20マイル。
レース終了後には別会場で表彰式とささやかなパーティが行われ、参加者たちは心ゆくまで、お互いのレースを讃えあった。
そんな興奮が冷めやらぬ「スバルザカップヨットレース」の模様は、こちらのムービーで!
Data
Text:Faust A.G.
2010年8月 5日
Event
アディダスゴルフの「冒険ゴルフ」が地球を席巻? 日本にも上陸中!
地球中をラウンドするアディダスゴルフの冒険ゴルフプロジェクト「Wear in the World」はご存知だろうか。実は今回のラウンドは「北半球ラウンド」と呼ばれ今年で2年目。昨年は「南半球ラウンド」として、4大陸5コースのラウンドを達成。世界一標高が高く(3,300m)気圧の低いラバスゴルフクラブ(ボリビア)や、世界一南に位置し雪に見舞われるウシュアイア(アルゼンチン)、時に摂氏50度を超える世界一暑いアリススプリングス(オーストリア)などをクリア済み。記録ムービーを見ると、なぜかアンデス山脈のデスロードと呼ばれる危険極まりないMTBのダウンヒルにも挑戦する、お茶目な側面も。ラウンドだけでなく世界各地の様々なアクティビティに挑戦している。
「Wear in the World」のこれまでの過酷なラウンドの軌跡
今年の「北半球ラウンド」では9カ国17ラウンドを予定。そして7月31日から日本に上陸中だ。一体どこで?と興味が沸くところだが、「日本的な美しさやゴルフの伝統に触れる」というテーマの下、太平洋クラブ御殿場コースと神戸ゴルフクラブという日本の歴史的コースと、富士山でのパラグライダーといったラウンド&アクティビティが予定されている。
さすがに日本では「過酷な環境下で冒険ゴルフ!」という訳には行かないようだが、地球を舞台にしたエクストリームなラウンド計画は、ファウストな皆さんのゴルフ心をくすぐるのに十分だ。「北半球ラウンド」の報告ムービーにも期待したい。
アディダスゴルフのClima Cool搭載高機能ポロシャツを抽選でプレゼント
今回は、同プロジェクトで着用されている「アディダスゴルフ」のClima Cool搭載によるの高機能ポロシャツを1名様に抽選でプレゼント。
ご希望の方は下記宛先まで、件名に「アディダスゴルフのプレゼント抽選申し込み」と記し、
【1】氏名
【2】ポロシャツの希望サイズ
【3】プレゼントのお送り先住所
を明記の上、メールにて応募ください。
プレゼント抽選申し込み先
ファウストA.G.運営事務局 info@faust-ag.jp
締め切り:2010年8月26日(木)
厳正な抽選の上、賞品の発送をもって、
発表にかえさせていただきます。
賞品発送は、2010年9月を予定しております。
なお、お預かりするお客さまの情報の取り扱いについては「個人情報保護について」をご覧ください。
Data
日本での模様はTaylorMade-adidas Golf Blogをチェック!
http://blog.tmag8624.jp/archives/cat_50043995.html
2010年8月 5日
New Product
永遠のハックルベリーに、トウェインの筆記具を
モンブラン特別限定品 作家シリーズ2010
「マーク・トウェイン」
万年筆(18金ペン先)/世界限定12,000本 ¥126,000、ボールペン/世界限定15,000本 ¥86,100、ローラーボール/世界限定6,000本 ¥86,100、 セット(万年筆、ボールペン、ペンシルの3点)/世界限定3,000セット ¥282,450
モンブランは、文学史にその名を残す作家の生涯と作品へのオマージュとして、1992年以降毎年、世界特別限定品となる「作家シリーズ」の筆記具を世に送り出している。
今年捧げる文豪はマーク・トウェイン。
「すべてのアメリカ近代文学は、マーク・トウェインが書いたハックルベリー・フィンという一冊の本から生まれた。それ以前には何もなく、それ以降にはろくなものがない」
ヘミング・ウェイをしてそう言わしめたマーク・トウェインは、アメリカ文学のなかでも最も偉大な作家のひとり。『トム・ソーヤの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』など数々の傑作を残し、今年没後100年を迎える。
トウェインをモチーフにした今回のデザインは、彼の人生に最も影響を与えたミシシッピ川から着想。キャップとボディは川のさざなみをイメージしたディープブルーに、またキャップトップは、蒸気船の煙突を表現してアイボリーカラーにするなど、いずれもプレシャスレジン製の丹念なハンドクラフトによって仕上げられている。数量限定で製品にはシリアルナンバーが付くため、筆記具に審美眼をもつ目利きや熱心なコレクターたちの垂涎アイテムにもなっている。
少年の頃に、冒険の楽しさや厳しさを教えてくれた、トウェイン作品。冒険心を忘れずに大人になったと自負する今でさえ、ときに日々の仕事に追われ、持ち前のピュアな好奇心や遊び心が霞んでしまう。そんなとき『マーク・トウェイン』という名のこの筆記具は、自然と戯れている自分を呼び戻してくれる貴重な存在になるかもしれない。
Data
モンブラン公式サイト
http://mb-moments.jp
Text:Satoshi Miyashita
2010年8月 5日
New Product
真のプレミアムと呼べる
“最高級テキーラ” 日本初上陸
自然の恵みという希少性と、人の気持ちを虜にする普遍性。プレミアムとは、そのどちらの性格も兼ね備えたものだけに与えられる特別な言葉。ゆえに時計、車、旅行、料理……、この世にプレミアムと名の付くアイテムは数あれど、「真のプレミアム」となると、じつは非常に限られてしまう。
近年、欧米、とくにハリウッドセレブたちの間では、「プレミアム・テキーラ」と呼ばれる酒が話題となり、舌の肥えたグルマンが集う高級レストランにも、いくつかリストアップされるほどの人気ぶりだと言う。
あまたあるテキーラのなかで、プレミアム・テキーラというカテゴリーの出現は、これまでのテキーラがもつワイルドでハードなイメージを上質でラグジュアリーなものへと一変させつつあるのだ。
そんなプレミアムテキーラの中でも最高級ブランドと評される「パトロン」が今年度ついに日本本格上陸! 「パトロン」はロゴの蜂のマークに象徴されるように、ハチミツのような濃厚さとまろやかな口当たりが出色。その秘密は、ハリスコ州ハイランド地方の土地で育つ、上質で糖度の高い原料「ブルーアカベ」を100%使用しているためで、現地の職人が選別したブルーアカベを、オーブンで36時間蒸し、その搾汁を72時間発酵。そして2回の蒸留にかけて、他にはないパトロン独自の最高品質なテキーラを作り出している。
そもそもテキーラとは、メキシコ国内でのみ生産が認められている蒸留酒。テキーラ村という地域独特の気候、土壌、伝統が生み出したそれは、まさにスピリッツ・オブ・メキシコ。ここ数年で、「パトロン」は、アメリカのテキーラ市場を席巻、業界トップの売り上げを記録し、年々そのシェアを拡大している。
そのラインナップは「パトロンシルバー」「パトロンレポサド」「パトロンアネホ」「パトロンXOカフェ」、そして、ひときわ目をひく「グランパトロン」の5種類が発売。なかでも「グランパトロン」にいたっては、ハンドメイドクリスタルのボトル入り、その贅沢な輝きは見た目にも別格の風貌を醸し出し、味の違いもまた明らか。エッチングラベルには購入者の署名とシリアルナンバーが入るなど、特別感もプラチナ級。希少性と普遍性、その両方を兼ね備えた、これぞ「真のプレミアム」と呼ぶにふさわしい最高級テキーラだ。
この夏、初めて味わうプレミアム・テキーラが、本物を求めるファウスト諸氏の心身を酔わせてしまうに違いない。
グランパトロン プラチナ
最高級のブルーアガベを手作業でカットし、特別に3回蒸留後、一定期間熟成&ブレンドした、世界最高級テキーラ。 参考小売価格 42,000円(税込) アルコール度数40% 750ml
Data
問い合わせ バカルディ ジャパン
http://www.bacardijapan.jp
2010年7月29日
Scoop!
“獅子”と“赤い水牛”の最強タッグで
F1界に旋風を巻き起こせ!
3月のバーレーンGPで幕を開けた本年度のF1選手権において、第3戦のマレーシアGPと第6戦のモナコGPで1位、2位を独占し、好成績を収めている“レッドブル・レーシング”。そんな本年度の要注目チームのパートナーとして、タイのプレミアムビールブランド“シンハー”が参画することになった。
シンハーは、これまでも2009年「SUPER GT」のシーズンスポンサーを務めたり、タイにおけるF1発展に寄与する活動を行うなど、様々な形でモータースポーツ界に携わってきた実績を持つ。シンハー・コーポレーションのワラウッド・ピロムパクディー氏(共同経営者兼イベントマネージャー)が、契約発表にあたって発表したコメントも実に頼もしい。
「シンハー・コーポレーションは、レーシング大会のスポンサーやチーム提携など、モータースポーツ界で多くの経験を持っています。(中略)レッドブル・レーシングは、昨年6勝した実績を持つように、レーサー、チームともに大きな可能性を持っています。私たちは一年を通して彼らのチームパートナーとなることを光栄に思います。そして私たちは2010年シーズン、さらなる勝利をもたらすことを確信しています」
この契約締結を受け、今シーズンのレッドブル・レーシングのF1マシンには、神話に登場する“獅子”を描いたシンハーのロゴマークが刻まれることになった。日本には、「獅子に鰭(※強いものが有利な条件を得て、ますます強さを増すという意味)」ということわざがあるが、「獅子に赤い水牛(レッドブル)」という組み合わせも、かなり強力なタッグになりそうな予感。新生レッドブル・レーシングとして日本に初上陸する、第16戦・鈴鹿サーキット(10月)での戦いぶりにも期待したい。
Data
SINGHA(シンハー)
http://www.singha-beer.jp/
Tel:03-3355-0506(池光エンタープライズ)
Text:Faust A.G.
2010年7月22日
Event
メルセデス・ベンツ渾身のスーパーカー続報
プレミアムパーティに総勢400名が集結!
伝説の公道レース“カレラ・パンアメリカーナ・メヒコ”で名を馳せた名車「300SL」の遺伝子を受け継ぐ、メルセデス・ベンツ渾身のスーパー・スポーツカーとして当クラブが注目する「SLS AMG」※[Sense 2010/6/24]参照。6月の発表後、累計100台を超える受注数を記録し、好評を博している同車だが、発表を祝って開催された“プレミアパーティ”も大好評だったとの情報をキャッチしたので、今回はその模様をご紹介!
発表日となった6月10日、会場のグランドハイアット東京・グランドボールルームには、「SLS AMG」の予約者やセレブリティを含む、総勢400名もの来場者が集結。同車を象徴する鮮やかな赤を随所に配した会場内のステージには、5台の「SLS AMG」がずらりと並べられ、その雄姿に来場者たちの目はくぎ付けとなった。中央の1台から、メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長と上野金太郎副社長が颯爽と登場し、発表を祝った後は、来場者がステージめがけて殺到。迫力満点のガルウイングを開閉してみる人もいれば、上質なコックピットの座り心地をじっくり堪能する人もいて、ステージ上は「SLS AMG」の仕上がりを確かめる来場者で大賑わいとなった。パーティ中盤には、スペシャルゲストとして招かれたヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんが登場。9名の女性ヴァイオリニストとともに優雅なステージを披露してパーティに華を添えるひと幕も。そして「SLS AMG」に試乗する人々はその後も後を絶たず、展示車の周りはパーティ終焉まで賑わっていたとか。
なお、パーティの主役を務めた「SLS AMG」は現在、羽田空港第二ターミナルB1の「SLS AMGショーケース」にて期間限定(〜7月30日)で展示中。また、同車の動画やエンジン音を堪能できるiPhoneとiPad用の無料アプリ(http://itunes.apple.com/jp/app/sls-amg/id352001530?mt=8)も提供されているので、興味のある方はチェックをお忘れなく!
Data
メルセデス・ベンツ SLS AMG
公式サイト:http://www.mercedes-benz.co.jp/passenger/car_lineup/sls_amg/amg.html
全長4,640×全幅1,940×全高1,265mm
エンジン:DOHC V型8気筒
最高出力:420[571]ps/6,800rpm
トランスミッション:電子制御7速AT
価格:24,300,000円
Text:Faust A.G.
2010年7月15日
Scoop!
“Mr.ファウスト”イヴ・ロッシー氏が
プロペラ機とのフォーメーション飛行に成功!
スイス・ニトヴァルデン州上空で行われたフォーメーション飛行の様子。2機のプロペラ機と近距離で飛ぶイヴ・ロッシー氏も凄いが、プロペラ機の主翼上でボージングする女性パフォーマーたちの度胸にも驚かされる。
記念すべき第1回「ファウスト A.G.アワード」において、ファウスト大賞と冒険家賞をダブル受賞したスイス人冒険家、イヴ・ロッシー氏。4機のエンジンを搭載した“ジェットウィング”を背負い、ドーバー海峡横断飛行を始め前人未到の冒険に挑んできた彼が、去る6月2日、またもや世界の度肝を抜く快挙を成し遂げた。これまで単独での飛行に挑んできたロッシー氏は、今回初めて“パートナー”とのフライトに挑戦。高級時計ブランド「ブライトリング」のスポンサードを得た飛行チーム「ブライトリング・フライングウォーカーズ」のプロペラ機とタッグを組み、約6分間のフォーメーション飛行を成功させたのだ。
驚愕に値するのは、ロッシー氏とプロペラ機のフォーメーションの組み方。下の写真をご覧の通り、互いの距離はわずか数メートルまで急接近しているのだ。報告によれば、ロッシー氏は上空約3500mの地点で別の飛行機から飛び降りてから、2機のプロペラ機に近づいてフォーメーションを組んだとのこと。時速300km前後で飛んでいることを考えばかなり危険度の高いフライトだが、ロッシー氏はこの挑戦を成し遂げたことで“ジェットマン”としての飛行技術の高さを世界の人々に強くアピールできたはずだ。
ちなみに、彼と一緒に今回のフライトに挑んだブライトリングの飛行チームも、ロッシー氏に比肩するチャレンジ精神の持ち主。彼らは、プロペラ機の主翼の上にパフォーマー(なんと女性!)を固定した状態で飛行する“ウイング・ウォーキング”という競技を行うチームで、実際の競技ではパフォーマーが主翼の上でダンスや回転といった超絶技を披露するというから驚きだ。
なお、ロッシー氏はこの挑戦を終えた直後の6月20日には、これまでの“ジェットウィング”をより軽量かつパワフルに改良した新型ウィングによるテスト飛行を成功させ、今まで以上に安全性が高く快適なフライトが可能になったようだ。飛行技術の向上に余念のない“ジェットマン”から今後も目が離せない。
Data
JETMAN Yves Rossy
http://www.jet-man.com/
Text:Faust A.G.
Photo:BREITLING/Alan Ernoud
2010年7月15日
Entertainment
伝説の音楽祭“ブラック・ウッドストック”が
34年の時を経て、スクリーンに蘇る!
こんなにも素晴らしい映像が、34年もの間、日の目を見ずに眠っていたことが信じられない。1974年、アフリカの旧ザイール。ベトナム戦争の徴兵を拒否し、リングから追放されていたモハメド・アリが、見事に復活を果たした“キンシャサの奇跡”は今でも語り草となっているが、その試合に合わせてブラック・ミュージックの祭典「ザイール’74」が開催されたことはあまり知られていない……。これまで熱心な音楽ファンの間だけで語り継がれてきた伝説の音楽フェスを現代のスクリーンに蘇らせたのが、今回紹介するドキュメンタリー映画『ソウル・パワー』だ。
何といっても、登場するミュージシャンがすごい。“ソウルの帝王”ジェームス・ブラウン、“ブルースの神様”B.B.キング、そして、ビル・ウィザースにザ・スピナーズ……。そんな豪華な出演者を見るだけでも、本作品があまた存在するフェス映画とは一線を画すことがおわかりいただけるはず。この『ソウル・パワー』は、全編が当時の映像のみで構成されており、この手の映画にありがちな、“関係者が当時を回想しながら語る”シーンが一切ない。だからこそ当時のブラックミュージックが放っていたリアルな空気が、スクリーンを通して強烈に伝わってくる。フェス当日までの混乱ぶり、舞台裏のミュージシャンの素顔……など見どころは盛りだくさんだが、とりわけ出色なのが御大ジェームス・ブラウンのパフォーマンス。ミュージシャンとして絶頂期を迎えたJ.B.が、キレのあるダンスと魂のこもったシャウトを繰り返す姿を見られるだけでも、シアターに足を運ぶ価値があるといえるだろう。また、アメリカの黒人ミュージシャンに負けないほど輝いているのが、ミリアム・マケバなどのアフリカ各地から集まったミュージシャンたち。そう、これはアフリカ人とアフリカ系アメリカ人が、彼らのルーツであるアフリカで共にステージに立った、歴史的な瞬間なのだ。南アフリカW杯の余韻が残る今、まさにタイムリーな公開といえるだろう。
まずは、ブラック・ミュージックの熱いリズムとヴァイブを存分に楽しんで欲しい。そして、ジェームス・ブラウンとモハメド・アリが熱く語る言葉をぜひ劇場で確かめてほしい。そこには、人種や時を越えて、全人類の胸に響くメッセージが込められている。
Data
『ソウル・パワー』
公開日:6月12日より全国順次公開中
映画館:アップリンク、K’sシネマ、吉祥寺バウスシアターほか
http://www.uplink.co.jp/soulpower/
Text:Sachiko Kajino(OUTSIDERS Inc.)
2010年7月 8日
New Spot
フェラーリ初のテーマパークが今秋、オープン!
目玉は“世界最速のジェットコースター”
アラブ首長国連邦の首都アブダビで、世界最大の屋内型テーマパークの建設が進められている。その名は「フェラーリ・ワールド・アブダビ」。そう、我々モータースポーツファンを魅了してやまない、あのフェラーリ初のテーマパークだ。場所は、昨年F1グランプリ史上初のトワイライトレースが行われた、ヤス島のヤス・マリーナ・サーキットのほど近く。総面積は、およそ2万平方メートル! 上空から見ると、フェラーリGTモデルの二重曲線をイメージさせる流線型の斬新な形をしており、その屋根には直径66メートルもの巨大な“跳ね馬”のエンブレムが描かれている。
さて、気になるのは施設の内容。場内には20種類のアトラクションが用意されているが、そこはフェラーリ、大人の胸を高ぶらせるに十分な仕上がりとなっている。なかでも注目は、フェラーリの加速を体感できる世界最速のジェットコースター「フォーミュラ・ロッソ」。4人乗りコースターを4両連結させた計16人乗りで、真っ赤なボディはまるでF1マシンのよう。通常のコースターはゆっくりと上昇してから加速するが、こちらはなんと約4秒で最高速度の240キロへ到達する。乗客は眼を保護するための専用サングラスを装着しなければならないというから、その凄まじさたるや相当なものだ。
ほかにも、F1マシンと同等の4.9Gを体験できる「Gフォースエクスペリエンス」、フェラーリF1マシンを疑似体験できるレーシングシミュレーターなど、モータースポーツファンを唸らせるアトラクションばかり。また、フェラーリ本社のあるイタリア・マラネッロ地方の料理を味わえる本格レストランや、グッズの販売施設もある。
オープン予定日は10月28日。F1関連のテーマパークが建設されるのは世界で初めてのことである。アブダビで開催されるグランプリレースを観戦した後で、「フェラーリ・ワールド・アブダビ」にも足を延ばす……モータースポーツ愛好家ならば、そんな贅沢な休日を計画してみてはいかがだろう。
Data
Ferrari World Abu Dhabi
http://www.ferrariworldabudhabi.com
Text:Sachiko Kajino(OUTSIDERS Inc.)
Photo:Ferrari S.P.A.





















