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Faust A.G. Awards 2011
本年度、地球最高の冒険者/ファウストを讃えよ!

テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、Webなど、多くの報道関係者を前に、「サイバードグループ・プレゼンツ ファウストA.G.アワード2011授賞式」は、主催者であるサイバードホールディングスの代表取締役社長兼グループCEOの堀主知ロバートのあいさつでスタート。「今年はつらいことがあった年。だからこそ、頑張っている人の活動をみなさんに知ってもらいたい。私も頑張ってみようというエネルギーにつながってくれればうれしい」と述べた。

そして、いよいよ各賞受賞者の発表である。

上段:荻田泰永氏 下段:角幡唯介氏

2011年3~4月、荻田氏と角幡氏のふたりは、北極探検史上最大の謎と言われる、「英フランクリン隊の悲劇」(19世紀なかばに行われた北極探検で、全隊員129名が行方不明となった)の足跡をたどるため、北極圏のカナダ・レゾリュートからジョアヘブンを通り、ベイカーレイクまでの1,600㎞を、それぞれ約100㎏のソリを引きながらの徒歩行を果たした。今回の冒険は、フランクリン隊を追うノンフィクション作品を執筆するため、角幡氏が計画し、荻田氏が北極冒険の先導役を担うことで実現した。ファウストアワードにおいて、コンビで受賞はすべての賞を通じて初めてのことである。

受賞活動についてのインタビューはコチラ
荻田氏:http://www.faust-ag.jp/interview/interview038.php
角幡氏:http://www.faust-ag.jp/interview/interview036.php

1994年のシティバンク/コーポビルディング(184m)から始まった、高層建築物への登頂で知られる。これまで、世界130か所以上の高層ビルや有名な建築物を命綱なしで登ってきた。それらの多くは無許可での挑戦だったため、頂上で待ち受けた各国の警察官に逮捕されることでも、おなじみである。2011年3月28日、世界で最も高いビルである、アラブ首長国連邦ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)でフリークライムに挑み、6時間40分をかけて登頂に成功。これはドバイ政府から要請を受けての“公式登頂”だったため、命綱を装着しての挑戦であり、同記録はギネスブックにも登録されている。

受賞活動の紹介記事はコチラ
http://www.faust-ag.jp/soul/challenge/soul074.php

幼少のころから大学卒業まで競泳を続け、国民体育大会など、国内トップレベルの大会で好成績を残す。現在は、3年連続で伊豆大島-茅ヶ崎間68㎞の泳断に挑戦しており(成功は2009年のみ)、10年連続挑戦を目指している。また、水泳とは別に、2005年には茅ヶ崎サザンビーチにてライフセービングの活動を、2006年にはアウトリガーカヌーの活動も始めている。2011年9月には、東日本大震災にあたり、200億円を超える復興義援金を送ってくれた台湾へ感謝の意を伝えるべく、「日台黒潮泳断チャレンジ2011」を企画。被災三県(岩手、宮城、福島)の各県知事から預かった馬英九総統あての礼状を携え、沖縄・与那国島から台湾・蘇澳まで世界三大潮流の黒潮が流れる東シナ海110㎞をスイマー6人で泳いで渡ることに挑み、見事、泳断に成功した。

受賞活動についてのインタビューはコチラ
http://www.faust-ag.jp/interview/interview039.php

1974年より海外ラリーに挑戦し、1986年からはパリ~ダカールラリーに出場。1997年に日本人初の総合優勝を成し遂げた。1991、1992年には、WRCアイボリーコーストラリーで連覇を果たすなど、日本ラリー界の代名詞として、広くその名を知られている。2008年からは、母校・東海大学のソーラーカーチームの活動に参加。2008、2010年には、FIA公認で世界最長(全長4,000㎞超)のソーラーカーラリー、「サウス・アフリカン・ソーラー・チャレンジ」を連覇。同じく、2009、2011年にはオーストラリア大陸3,000㎞を走破する、「グローバル・グリーン・チャレンジ」を連覇。63歳にしてなお、比類なき功績と偉業を積み上げ続けている。

受賞活動についてのインタビューはコチラ
http://www.faust-ag.jp/interview/interview035.php

陸上400mハードルの選手として、数々の国際舞台で活躍し、01、05年世界陸上で銅メダルを獲得。短距離トラック種目では五輪、世界陸上を通じて、日本人初のメダリストであり、世界陸上のトラック種目では日本人で唯一、複数のメダルを獲得した選手である。また、競技活動と並行して、陸上の普及活動やマイナースポーツ選手の自立支援を行う。2011年の東日本大震災にあたっては、復興支援のため、「ジャストギビングジャパン」において、日本のトップアスリートらに呼び掛けてTEAM JAPANを結成。災害緊急支援を行うNPO「Civic Force」への寄付を募った。寄付金額は3,200万円超、チーム参加人数は130名超、寄付件数は3,500件超に達した。

受賞活動についてのインタビューはコチラ
http://www.faust-ag.jp/interview/interview037.php

ファウスト冒険家賞の荻田泰永、角幡唯介両氏、ファウスト挑戦者賞のアラン・ロベール氏、ファウスト社会貢献活動賞の鈴木一也氏、ファウスト特別賞の篠塚建次郎氏が、順に登壇。その誰もが各分野で比類なき活躍を見せた人たちばかりとあって、各受賞者の活動を紹介する映像が会場内に流されると、出席者の間からは嘆息が漏れた。

受賞者には記念の「クリストフル製トロフィー」が贈られ、それぞれ受賞のスピーチを披露。各氏がそれぞれの言葉で感謝の意を表わすとともに、今後の活動に意欲を見せた。挑戦者賞を除く各受賞者には副賞として「オーデマ ピゲ オリジナル壁掛けクロック」が、挑戦者賞のロベール氏には、来日の記念になるものをと「漆器 山田平安堂」の漆塗りのペンが贈られた。

また、JustGiving特別賞の為末大氏は現在、来年のロンドン五輪を目指してアメリカ・サンディエゴでトレーニングの真っ最中。残念ながら、授賞式は欠席となったが、現地からビデオメッセージが寄せられた。為末氏にも後日、トロフィーと副賞が届けられることになっている。

「日台黒潮泳断チャレンジ」にて社会貢献活動賞を受賞した鈴木さんがファウスト・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞。今年3月11日に起きた東日本大震災。これをおいては、残念ながら今年の日本を語ることはできない。この震災復興において、全日本国民が、世界中の人々が、数え切れないほど多くの支援活動、貢献活動を行っている。鈴木氏の活動は、そんな中において、当クラブのテーマ「冒険・挑戦・貢献」のすべてを体現した、賞賛すべき、ファウスト的な復興支援である。

最後に、ファウスト大賞の発表――。



特別審査員/プレゼンター
片山右京氏(レーシングドライバー/冒険家)の総評

3月11日に東日本大震災という未曽有の惨事が起き、あらためて「絆」という言葉が注目された今年。そのなかで文字通り、「体ひとつで」日本と台湾との絆を強めた、オーシャンアスリートの鈴木一也氏がファウスト大賞に選ばれた。大賞の鈴木氏には記念トロフィーとともに、副賞として漆器 山田平安堂より記念品が贈られた。

この授賞式には、日本のメディアにまじって、台湾のテレビも取材に訪れていた。この事実だけでも、鈴木氏の活動が彼の地で大きな注目を集めていることがうかがえる。鈴木氏は、台湾メディアの「今後、日台間で何かイベントを予定しているのか」
という質問に答え、「まだ詳細は明かせないが、台湾の一般の人たちを巻き込んだことをやりたい」と、展望を明かした。

最後に、ファウストA.G.アワード2011の特別審査員として、プレゼンターも務めていただいた片山右京氏が登壇。
「世界が不安定ななかで生きること自体が困難な時代が続くが、だからこそ、たくさんの人が勇気や生き抜く力をもらうために冒険は続いていくべきです」と、あいさつ。あらためて各受賞者をたたえるとともに、「冒険・挑戦・貢献」の持つ力の大きさを言葉にした。

世界には、何かに衝き動かされ、様々な活動を行う人々が数多く存在する。彼らの活動の多くは、ある側面から見れば、酔狂な道楽にすぎないのかもしれない。だが、たとえ、それらが直接的、物質的に我々の生活を豊かにするものではないのだとしても、だからといって、我々にとって無意味なものとは限らない。

むしろ、心の部分に訴える――夢や希望を与える――ことができるなら、物質的に働きかける以上に、我々にとって意味のあるものとなる。そのことに、強く気づかされた2011年ではなかっただろうか。

世界はまだまだ「ファウスト」な男たちの力を必要としている。だからこそ、受賞者の方々へあらためて大きな拍手を送りたい。

  • ◎各賞受賞者の式直後のインタビューはコチラ体験者インタビュー~メフィストの部屋へ~

Data

サイバードグループ・プレゼンツ
ファウストA.G.アワード2011授賞式

日時:2010年12月5日(月)
会場:Theatre CYBIRD

協賛

 

協力
クリストフル ジャパン株式会社漆器 山田平安堂

特別協力
ジャスト・ギビング・ジャパン

主催


ファウスト・アドベンチャラーズ・ギルド
 

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