ちょっと気の早い話ですが、この冬をアクティブに過ごしたいなら耳寄りの情報をお届け。カナダで唯一のJW.マリオット「レッドリーブス」が、オンタリ オ州のマスコーカ地方にオープンしたのは昨年の11月のこと。このホテルは、マリオットグループが総力を結集したのではというほどのラグジュアリー・アコ モデーション。客室はすべて暖炉とミニキッチンのついた心地よい空間、プールにスパにジムと、リゾートホテルが押さえるべきポイントはしっかり用意されて います。もちろんレストランもカナディアンフレンチから、イタリアンまで万全。
左写真:日本でもおなじみのハスキーがお出迎え。レースドッグの彼らは一見コワモテですが、実はとてもフレンドリー。もちろん走り出せば本領発揮、雪原を颯爽と走る姿は実にいきいきしていました。右写真:木製のそりは二人乗り。マッシャー(コントロールする人)に任せて、座席に座っていても構いませんが、せっかくです、マッシャーにチャレンジしてみましょう。
しかし、レッドリーブスの素晴らしさは、ホテルのアコモデーションだけではありませんでした。周囲の自然をありのままに楽しむアクティビティの充実ぶり が、とにかくすごい。林の中のコースを本場のレースドッグたちが引っ張ってくれる犬ぞり体験。オンタリオ州だけで5000はあるといわれる、スノーモビル 用のトレイルをロングツーリング。ホテルの廻り(とはいっても自然の中を走る林間コース)に設定されたコースを走るクロスカントリースキー、などなど。そ れらすべてが、日本でおなじみのお手軽な「体験」コースとはスケールの違う大自然の中で、半日ほどの時間を費やして展開します。それもそのはず。これらの アクティビティは世界的にも有名なナチュラリストで、マスコーカ在住のロビン・タプレイ氏が全面監修しているから。オンタリオの美しい自然を直接ガイドし てもらうチャンスは、ここでしかないかも。中でも犬ぞりはオススメ度◎。レースドッグをコントロールしながら、林の中を疾走する経験は、自分の中の野生の 血が呼び覚まされるのを感じるほどです。
上り坂では犬の負担を軽減するために、自分でそりを漕がなければならない場面もあり、マイナス10度の気温の中でも軽く汗ばむほどの運動量。意のままに犬たちを操って疾走する頃には、日常のストレスはすべて雪原に放り出している自分に気がつくでしょう。
左上写真:JWマリオットレッドリーブス。最上のリラクゼーションと、ここでしか経験できないアクティビ ティが待っています。左下写真:ジュニアスイート。カウンター付きのダイニングキッチンなど、グループでの利用も想定したアコモデーションとなっていま す。暖炉はすべての客室に。右写真:メインロビーに併設されるライブラリー。アクティビティから戻って、心地よく疲れた体をここでクールダウン。暖炉の温 かさに包まれてゆっくりとページを繰る快感に身をゆだねましょう。
http://www.redleavesmuskoka.com
協力:カナダ・オンタリオ州政府観光局
http://www.ontariostyle.com/
Text:Takaharu Hirano
2009/06/11
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