叡智を共有し日本の未来を模索する
LIVE SCOPE開催!
叡智を共有し日本の未来を模索する
LIVE SCOPE開催!
明治開明期に日本に紹介されたと言われる「オールドパー」は日本の近代化と共に時を歩んできた。現在、コミュニケーションサイト「SCOPE-Wisdom of Japan-」を主催しており、各界で活躍するキーパーソンたちのメッセージをオリジナル動画で配信、視聴者との対話を通して“日本の叡智”を共有している(紹介記事はコチラ)。
そのSCOPEが、初の試みとしてライブイベント「LIVE SCOPE―今、求められる日本の知恵を考える―」を2012年12月3日、青山スパイラルホールにて開催した。5名のキーパーソンの対話を通して今後の日本に必要な知慧を探求するというものだ。
出演は元陸上競技選手の為末大氏、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャの川口淳一郎氏、書道家の紫舟氏、チームラボ代表の猪子寿之氏、建築家の隈研吾氏。SCOPEの読者をはじめ、日本の未来に関心を寄せる人々が多数参加するなか、三部構成によるトークセッションが行われた。
最初のセッションは為末氏と川口氏。テーマは「あくなきブレークスルーへの挑戦」。両氏は、新たな発想を生み出すためにはとにかく行動を起こすことが大切と説く。世界一を目指した為末氏と、世界初を目指した川口氏。アスリートと研究者と活躍の場は違うが、強いモチベーションという共通項を持った2人の説得力ある言葉が続く。また川口氏は方向転換の視点から三日坊主のススメ、そして、寛容な心を持ち様々なものを享受すべきだという観点から「理想はあまのじゃくが許容される世界」、というメッセージを送った。
次に紫舟氏と猪子氏が登場。日本の文化、思想を世界に伝えるため紫舟氏と、最先端の技術を持つチームラボとのコラボが実現。平面の紙に描かれた書が、デジタル技術により立体化されるインスタレーション『世界はこんなにもやさしく、うつくしい」について日本画と西洋画の比較を交えて語り合った。
最後は猪子氏が隈氏を迎え、海外での活躍をテーマについてディスカッション。世界で数多くのコンペに挑む隈氏は「その国のDNAを感じることが大切。例えば日本では外国人スタッフを採用し、彼らと雑談しているうちに浮上してくるものを感じることで目に見えない行間を読むことができる」と言い、一方の猪子氏は「デジタル業界では国による違いは感じない。感じるのはむしろ世代による違い」と語り、建築とデジタルを介した世界観を軸に様々な意見が飛び交った。グローバルな活動を続ける両名に会場からは積極的に質問が投げかけられ、大盛況のままLIVE SCOPEは幕を閉じた。
トークセッション終了後、会場ではオールドパーが振る舞われ、5名のキーパーソンが語った“WISDOM(智慧)”を参加者全員が共有したイベントとなった。
「第一回LIVE SCOPE 今、求められる「日本」のWISDOM(智慧)を考える」
日時:2012年12月3日(月)19:00~21:00
場所:青山スパイラルホール (東京都港区南青山5-6-23スパイラルビル3F)
主催: MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
SCOPE
http://www.scope-japan.jp/
Text:Harumi Kono
2013/01/17
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