クルマメーカーの誇りと技術を懸けた
“二輪の”メルセデス・ベンツ
クルマメーカーの誇りと技術を懸けた
“二輪の”メルセデス・ベンツ
ここ数年、都市における自転車へのニーズがどんどん高まっています。東京の街中ではルイガノやビアンキなど機能的でファッション性も高いメーカーの自転車を目にする機会が多くなりました。ファウストの皆様のなかにも、体力トレーニングや環境への取り組みとして、ライフスタイルに自転車を取り入れている方も多くいらっしゃいます。そこでお伺いします。皆さんはどのメーカーの自転車に乗られていますか?
上記に挙げたようなメーカーの自転車が人気を集めるなか、“クルマメーカーの自転車”に着目する方は少ないかもしれません。その理由として、ただブランド名を貸しているだけのものと、クルマメーカーが自転車メーカーなどとのコラボにより本格的に製造しているものに二分され、後者の数が圧倒的に少ないからです。しかし、その後者タイプの自転車は、クールなデザインにクルマメーカーだからこそできるテクノロジーが搭載されています。他の人とは違ったこだわりの一台を持ちたいと願う男心を、上手にくすぐってくれる要素がたくさん詰まっているのです。
そこで今回取り上げるのは、メルセデス・ベンツの自転車。2007年から機能とデザインともにハイクオリティな自転車を発表しているメルセデス・ベンツは、2009-2010シーズンのコレクションには全6モデルをラインナップしています。まずフィットネスバイク(1099ユーロ)は、スポーツバイクとマウンテンバイクの利点を組み合わせたシリーズで、スポーツ・エディションとコンフォート・エディションの2種類のデザインがあります。前輪とハンドルを結ぶフォークには、衝撃やブレーキを掛けたときの衝撃を和らげるサスペンション機能付き。衝撃を受け止める度合いを示すトラベル量は、マウンテンバイク並みの80mm。また、ストロークを任意に停止するロックアウト機能付きという、これぞクルマメーカーといった機能性と快適さを追求している内容です。フレームのサイズも45cm~54cmの4種類からチョイスでき、デザインはもちろんメルセデス・ベンツのオリジナル。色はファッション性を意識した、ホワイト。街中の移動手段、またトレーニング用の両方にちょうどいいモデルです。
一方、スポーツとして本格的に自転車に乗りたい、またはちょっと目立ちたいという人には2009年6月に発売された、マウンテンバイク(3999ユーロ)やレーシングバイク(4999ユーロ)はいかがでしょう。どちらも世界で100台のみの限定アイテムで、前者はアルミニウムの軽量フレームを採用し、サスペンションのホイールトラベルは前輪125mm、後輪が120mm。後者は、人間工学に基づいたデザインと、フレームやペダルなどにカーボンファイバーを使用することにより、重量6.9kgという軽さを実現しています。シリアルナンバー付きで、プレミアム感という点でも満足させてくれます。
このほかにも、メルセデス・ベンツ独自のシステムにより、わずか数秒で自転車をたたみ、また開くことができる、持ち運びに便利なフォルディングバイク(1699ユーロ)や、クラシックなトレッキングバイク(1349ユーロ)、キッズ用バイク(299ユーロ)があります。用途やシーン別に、または家族で使い分けてみるのもいいかもしれません。
Text : Chiaki Mitomi
Photos: (c)Mercedes‐ Benz
2010/03/18
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