モーリシャスへの旅

日本からモーリシャスへのアクセスは、キャセイパシフィック航空とモーリシャス航空を利用するのが最短ルート。成田、名古屋、関西のいずれの空港からも、香港経由で同日到着が可能。

キャセイパシフィック航空

 モーリシャスへ行くのであれば、香港を拠点に世界36か国、115都市にネットワークを持つキャセイパシフィック航空がオススメだ。香港へは東京より週42便、大阪より21便、名古屋より17
便、福岡より14便、札幌より4便が運航されており、香港ドラゴン航空とのコードシェア便を含めると、日本―香港ルートでは最多の週98便が運航されている。
日本国内のいずれの空港からも、最終目的地のモーリシャスまで荷物はスルー。トランジットはスムーズでストレスフリー。

キャセイパシフィック航空では、より良い機内環境を提供するために、新デザインの機内設備、シート、機内エンターテインメントの導入を積極的に進めている。
そのなかでも、シートの進化は特筆すべき点。
新しいファーストクラスはこれまで以上にプライバシーが確保され、乗客自身が周辺環境を自由にコントロールできるようになった。就寝時には、現行旅客機では最大級サイズのベッドに。座席に友人を招いて、会話や食事を楽しむこともできる。「スイートルームのような極上でプライベートな空間での最上のもてなし」というコンセプトを、見事なまでに実現している。

 ビジネスクラスのクオリティも高い。ボタンひとつで180度に早変わりするフルフラットベッドは、「居心地の良い隠れ家のような環境」という表現がぴったりだ。
エコノミークラスでも、プライバシーはしっかりと保たれている。「座席背面固定型シェル構造」を採用したことで、前席がリクライニングしても、個人のスペースが冒されることがない。圧迫感から解放されたシートでは、オンデマンド機能のパーソナルエンターテインメントが楽しめる(※新シートは中・長距離路に順次導入中)。

新ファーストクラス

新ビジネスクラス

新エコノミークラス

 キャセイパシフィック航空の意欲的な取り組みは、国際的にも高い評価を受けている。英国・スカイトラックス社の2008年度ワールド・エアライン・アワ-ドにおいて、「ベスト・ファーストクラス・ケータリング賞」に輝いたのである。さらに、サービスとプロダクト全般におけるクオリティの高さが評価され、「スカイトラックス・エアライン・オブ・ザ・イヤー」では2位を獲得した。
また、ホスピタリティにおいては、機上に限定されたものではない。出発前から最終目的地まで、細心の配慮が払われるべきものというのが同社の考えであり、空港ラウンジを地上における重要なサービス施設と位置づけている。

 香港国際空港の「ザ・ウイング」と「ザ・ピア」は、航空機の利用頻度が高いビジネスマンなどから圧倒的な支持を集めている。「ザ・ウイング」の設計は、英国のデザイナー、ジョン・ポーソン。キャセイパシフィック航空のセンスの高さを感じさせる。搭乗前のひとときこそ、ゆったりと過ごせる空間を提供したいというのが、同社が一貫して追い求めるホスピタリティの精神なのだ。
ふたつのラウンジは、スカイトラックス社による乗客調査において、過去には2年連続でベスト・ファーストクラス、ベストビジネスクラス部門の世界最優秀エアラインラウンジ賞に輝いている。アジア各国の麺料理が楽しめる「ザ・ヌードルバー」や、空港内のバーとしては世界最長級を誇る「ザ・ウイング」の「ザ・ロングバー」には、ぜひとも足を運びたい。

成田国際空港のビジネス・ファーストクラスラウンジも、香港国際空港内の「ザ・ピア」と「ザ・ウイング」のテーマに基づいている。アジアンエレガンス調の特徴的なロングテーブルなどは大理石や木材で仕上げてあり、落ち着いた雰囲気を作り出している。
ビジネスユーザーに嬉しいのは、ラウンジの椅子にノートパソコンの電源と電話が用意されていることだろう。
無線LANでインターネットにもアクセスできる。搭乗前のメールチェックもスムーズだ。香港国際空港のラウンジにも、同様のサービスは整っている。
搭乗前も機内でも、乗客のニーズを何よりも大切にする─キャセイパシフィック航空のサービスは、他の追随を許さないゆとりとぬくもりに満ちている。

http://www.cathaypacific.co.jp


モーリシャス航空

 日本とモーリシャスを最短ルートで結ぶエアライン─それが、モーリシャス航空だ。
成田・名古屋・関西のいずれから出発しても、香港経由でモーリシャス航空を利用すれば、その日のうちに世界有数のリゾート地に降り立つことができる。エコノミークラスでもオンデマンドのパーソナルテレビが装備されており、10時間強のフライトにも退屈することはない。
現地での滞在をたっぷり楽しめるのもモーリシャス航空の利点だ。日本への帰国便は現地時間の22時40分発なので、最終日もゆったりと過ごすことができる。
また、これまで3時間前までに空港へ到着して搭乗手続きをしなければならなかったが、今回紹介した「ワン&オンリー ル・サンジェラン」に宿泊すれば、ホテルでのチェックインも可能になった。空港へは2時間前に到着すれば十分で、荷物もホテルから空港まで運んでくれる。ホテルとリンクした乗客の利便性の向上は、今後益々広がっていくことが期待されている。
さらに朗報がある。3月から変更されるタイムスケジュールでは、現地時間の朝に到着する便が登場する。日本を発った翌日に到着することになるが、降下する機内からのぞむ青い空と白い砂浜は、リゾート気分を一気に高めてくれるはずだ。
香港以外にもシンガポール、クアラルンプールからモーリシャスへ乗り入れており、旅の選択肢は豊富だ。また、2010年にサッカーのワールドカップが開催される南アフリカや、マダガスカルやケニアへの乗り継ぎも可能。
モーリシャスは、インド洋のはるか彼方ではない。実際は、日本からでも十分、身近なリゾートなのである。

http://www.airsystem.jp/mk/

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